羅針盤

しずかな場所 – 羅針盤

きっと ずっと 昔から
いつも 側に 居ながら
とらえきれず
遠く 離れて 見えた

息を深く 吸い込んで
もっと遠くに 声が届いたら
うたが 輝くかも

ねじれ からみついた 悲しみさえ
解き放てばいい

とりとめのない 思い出は
大切な事ばかり よみがえれ
手に入れた つもりでいたのは いつだって まやかしの影法師
網棚に 置き忘れた日常 閉じられた 胸の奥へ
静かに 降りかかる霧 でも今は求めない
これ以上

何も欲しいものがない
何も捨てるものがない
誰か眼の前で今
笑ってる

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羅針盤 – 羅針盤

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ソングライン – 羅針盤

こぼれかけの 水の中にあるなつかしい君の 過去から笑いの果て 哀しみのかなたひとの顔が とても小さく見えるふるえている やせた木のようなガランドウの体からはがれ

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波 – 羅針盤

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