Like a human – 緒方恵美

ねえ　ありふれた今というこの毎日がねえ　期限付きのサプライズプレゼントなんだそう気付くには少し時間かかったけどまだあきらめるにはまるで早過ぎるよ、きっと子供の頃

哀色の空で　血(あか)い月揺れて　家路見失う鳥のように遠い路地裏で　狂いそうな声で　仲間偲び啼く猫のように膝を抱えて　虚ろう瞳で　硝子越しに何を見てるの感動じゃ

潮に晒された土地に　みつけた　ちいさな芽風が吹き抜ける荒野に　かすかな　産声砂に覆われた沼に　さしこむ　細い西陽霧が薄れゆく空に　きらめく　星達失くして初めて気

なぜだろう　どんなに深く　どんなに強く　絶望しても涙の分だけ深く　何度も強く　開かれてゆくんだね未来へ続く　扉は無限にある　抗わずに　自分を信じてsilent

赫い月に染まるビルの屋上(うえ)　甘い気付きに逃がるる術もなくて侮蔑の笑み浮かべ迫る僧に　震える胸に浮かぶ　詠唱道化師(ピエロ)のような仮面剥いで　自我(エゴ)

ふりむけば　その微笑みにいつも触れられる　そう思いこんでいた永遠なんて　あるはずないとわかってたのに　いつしか求めてた　愛をゆくがいい　今そこに　君を待ってる世

どうぞひとつ　お試しくださいどこにもまだ　お披露目してない　for you　ガチで新製品ですだって　初モノ(virgin)　初モノ(virgin)　スキでしょう

太陽が　突然通り雨に　隠れるみたいにそんな時期(とき)も　たまにはあるっちゅーだけってーだけ　そんだけ戦闘準備?　いやいや武装解除dayたまには　昔のぼったあの

「キミと一緒に過ごした人生(ひび)は　幸せだったって最期(わかれ)の日は必ず言うね」と　笑ってたのに予告もなしに訪れた日の　青すぎる空はそっと見上げるたび　心に

汗かいて笑って泣いてたっぷり眠ってファイトマネーちょっとでも鼻歌でgo急に思い立って沖縄　弾丸で行って　帰ってまた仕事だ徹夜で移動背筋のばして　日々闘って　手と

いつまで谷間で　ヘタリこんでるの?誰かのボディーブロー　へなちょこパンチで?カンペキ☆テッペキ　なヤツなんて　皆無他人を批判し(かまっ)てる　ヒマなんてないさz

僕はもう追いかけはしない君の走る影のあと人は誰も走りつづけるゴールはまだ見えない今日の次に何がある明日の先に何がある遙か彼方の光にむけて僕は今も走りつづける僕は

「ねえ　朝が来るよ　今日はきっと　いい日だよもう少しだけでいい　がんばろうよ　大丈夫だよ」あの頃　見ていた星空は　今も変わらずあるのにいつのまにか　見失ってたの

“Happy Wedding for you”ポプラの樹の下で　落葉に書いた手紙(メール)小さく舞うつむじ風に乗せて届けよう　あなたへ風のうわさが聞こえた日の朝

生まれた理由を　僕は知ったよそう　君と出逢った瞬間あの日私も　感じていたの神様はいる、と自分以上に　誰かを　大事に思うこんな気持ちが　きっと愛だねねえ哀しみも　

言いたい　でも　言えないよ　揺れるMY SWEET HEART言えない　でも　伝えたい　胸のBIG WAVE学校の芝生にねころぶと　目の前は一面の海街が見わたせ

今日も一日　タレントやモデルに囲まれ営業スマイル　ショー・バイ・商売「…オレって、キレー…」そう突然　感づいた本当の　自分の姿男子校(ガッコウ)時代から　部活の

果てしなく続く森　臨み吹き荒ぶ風を　身に纏うああ　この胸に立ち籠める霧を永遠の夢に　閉じ込められたら戸惑いも迷う心も　みんなこの風が連れ去ってくれたなら…震えて

あなたが足りない　もうガマンできないから　Night Drivin'今すぐ会いたい　熱い瞳(め)に触れたいから　Tight Drivin'離れていても　そばにい

あの日舞い降りた　ひとひらの白がすべての　はじまりだったね思いもよらない　その温かさに僕は戸惑ってた小さな翼を広げ　届けてくれたヒールの魔法をかけた　秘密の羽根