緑黄色社会

  • マジックアワー – 緑黄色社会

    儚く散る夏夜の花びらその刹那が離れずいるそれと同じようにあたしはあなたに永遠を感じてた 熱い頬も 冷えた汗も茹だる渚にごまかされた愛しくて 空しくて夢を見てしまう あなたは花火あたしは水面どんな姿も受け止めるから夏が過ぎてもこのままで見上げていさせていつでもその姿映していたいだけ 魔法なんかじゃ及ばないでしょ?“魔法のような”こんなリアルただ側に居るだけで鼓動が早くなる あなたは花火あたしは水面同…

  • 花になって – 緑黄色社会

    陰にそっと隠れようがいいんじゃない?蕾のような花だってあんじゃない秘密にして守るのがいいんじゃない誰にも邪魔されず華麗に咲いてる 甘い苦いにハマんないその判断がくだんない気に病んで下を向かないでいて 愛に慣れちゃいない 無駄に飾らない綺麗にされた花瓶も肥やしも何もいらないその姿が美しい 花になって ほらニヒルに笑ってその顔にぞくぞくして目が離せない味見して 君の毒は私の薬って包んであげるから 笑っ…

  • ジブンセイフク – 緑黄色社会

    操られているような寒気がして途端に踵を返しスケートボード飛ばしたこの宇宙に逆らえている気がして優越に浸った僕はフォークロックを流した はじめから結末が決められていたとしたら今までの涙はなんだそれならばこの痛みはなんだここからの未来は誰のものになるんだろう brotherさて僕はどうするか少なくとも自分の意思で始めるよこの手でケリをつけよういいかい?ここが真ん中だ宇宙の核なのだ手始めに、自分征服をし…

  • サマータイムシンデレラ – 緑黄色社会

    言葉にできない想いは溢れてゆくのに答えなど出せないまま 波飛沫はぜるような偶然は重なるこうしてふたりを巡り合わせるの そして世界は初めての色に染まるもう誰にも止められないほど 始まりは不意を着いたそれでもふたりは恋を取って駆け出した何度も思い出すような言葉を探して届けどうか このまま熱さが醒めないようにやがて迷子の夜すら超えてゆく はじけた笑顔もやさしく流れた涙もこの夏が残してくれたプレゼント 魔…

  • White Rabbit – 緑黄色社会

    兎の耳飾りお気に召した木の欠片ひとり遊び帰り木漏れ日と揺れてみる ガラガラドアの向こう浮かぶ影に“ただいま”が届くように靴を鳴らす いつも皺くちゃな笑顔が聞いてくれたワタシのこと聞きそびれたアナタのこと おとぎ話の幻のそのまた夢の中もしもアナタがそこに行くなら置いていかないでよ 子供騙しのまやかしの言葉はいらないよただ淀みなく話したいいつまでも子供のまま 茂みをかき分けてしゃくり泣いた秘密基地無く…

  • Slow dance – 緑黄色社会

    slow dance 傷みも消えぬこんな夜はslow dance 眠らずに慰めの唄を溢れてくる 溢れてくる ほんの少し安心した自分がいたんだ苦しい顔これ以上見るくらいならと “もう一度”“もう二度と”後悔ならいくらでもできる あなたが残していった陽だまりの中にいるよあなたこそどうかちゃんと笑えるようにこの唄を捧げるから 心配しなくていいよどんな夜もあなたを歌うよ、おやすみ slow dance ま…

  • Starry Drama – 緑黄色社会

    あなたが夢中でなぞる何光年もさきの光呆れたふりを決め込んでその背中みてた 消し去りたい記憶もあるすぐに巻き戻してしまえないもんかな会いたくない時すらあるだけど、あなたに出会えてよかった 夜に煌めく星のパレードがふたりの心、繋ぎとめたくちびる鳴らす恋のメロディで小さな星が瞬いた目を瞑っても分かるほどに 私は途中で悟る何巡目の命を迎えても頼りないその背中を探してしまうだろう またひとつ愛しくなるコンマ…

  • さもなくば誰がやる – 緑黄色社会

    常識外れが変えてくんださもなくば誰がやる 泣き寝入りは嫌怖くない 怖くないよ背中に集まる希望を信じて できることが増えるたびに手を取り合って喜んだ知らない国に旅するようだ正直な感情でしょう ある程度手に入れたら失いたくないいつからかみんな初めてが怖くなっていく 常識外れが変えてくんださもなくば誰がやる 泣き寝入りは嫌当たり前は誰のため?お揃いに安心してたら置いてかれちゃうんだいつかの夢見てた私らし…

  • Don!! – 緑黄色社会

    お待たせしました今宵も全人類未踏の平和のスピーチ 最近調子はどうですか?まわりの様子はどうですか? いきなりですが世界を変えませんか? よーい…Don!! みんなと違うことNow!! みんなとしたいのだ手を取って抱き合って互いを見留めて僕らそれが出来る生き物だろ?争いは何も生まないよ、ないよ! No No!! 言葉が違ってもSo!! 見た目が違っても解り合って触れ合って違いを認めて僕らそれを胸にい…

  • 湿気っている – 緑黄色社会

    信じた言葉を口に出した数年経って意味が追いついたその時はもう、君がいないとうに空気に触れて湿気っている 傷つけ合うのが宿命(さだめ)ならば笑い逢った日々はどうなるかなにを嘆こう、君はいないとうに空気に触れて湿気っている 昔のことは昔のこと今更、腐っていくのは何故? I remember面影に縋る、今日も口癖、仕草は変わらなくとも心は流れゆくの 二つに分かれて歩き出したずっと歌っていれば落ち着いたこ…

Back to top button