紅月

想ひ出綴り – 紅月

風よ運べ 懐かしき笛の音-ね-を
かの日の心 呼び起こすやうに

泣いて 笑って 怒って また笑い合い
無邪気なままで 重ねた刻の葉
幼き夢よ

大事に思う故
(何時からか)
少しずつ 掛け違え
(気づけば)
幾星霜
忘れていた想ひ

解き放て さあ拳を交えよう
容赦
遠慮
全て打ち捨て
真っ直ぐに貫く我が信念は
威風堂々 曙光-しょこう-となり――

過去を未来を 現在-いま-を照らして
新たな夢路 綴りゆく

胸が躍る 祭囃子の喧噪
お前もきっと 同じ気持ちだろう?

同じ目線で 同じ空を見上げた
あの日のままに 理不尽な笑顔
いざ向き合わん

選んだこの道に
(この場所に)
後悔は 微塵も無い
(あり得ぬ)
分かち合える
仲間とともに往く

舞い上がれ 刹那に咲く情熱よ
紅く
紅く
願いを染めて
艶やかに魅せる我らが誇り
確固不抜 暁となる

たとえ歪であったとしても
かけがえのない想ひ出よ

時を超え 今
選んだこの道で
(この場所で)
もう一度 ぶつかり合い
(もう一度)
分かり合って
笑い合える きっと

解き放て さあ拳を交えよう
容赦
遠慮
全て打ち捨て
真っ直ぐに貫く我が信念は
太陽さえも 食らうだろう

舞い上がれ 刹那に咲く情熱よ
この命 忌憚なく輝かせ
遊べや遊べ 絆を胸に
想ひ 想ひ出綴り 行こう

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