米倉ますみ

  • 望郷恋唄 – 米倉ますみ

    やけで煽(あお)った 屋台の酒のラベルで故郷(ふるさと) 思い出すハァー 相馬恋しや 妙見様よでかい土産の 話も無いが夢で今夜は 帰りたい 花は相馬で 実の成る伊達(だて)に残したおふくろ 気にかかるハァー 相馬恋しや 野馬追い祭り小窓とおした 夜汽車の音が子守歌です 酔った夜は くにの訛(なま)りを 忘れぬうちに帰って会いたい 女(ひと)がいるハァー 相馬恋しや 松川浦よ今もひとりで いるならき…

  • 阿波の鳴門 – 米倉ますみ

    淋しかったろ どんなにかおさないおまえを ひとりにさせてあれから十年 北・南娘さがしの 放浪記風の便りの めぐり逢い阿波の鳴門の 汐鳴り高し どこでどうして 暮らしても曲ったことだけ しないでおくれいえいえ、元気で いてくれりゃ罪は背負います この母が犇(ひし)と抱きあう 母と子に阿波の鳴門の 夕汐(ゆうしお)かなし 親は無くとも子は育つ海の夕陽におまえの無事を祈りながら母さんには悔いと涙の日々で…

  • 出世花 – 米倉ますみ

    いつか世に出る 出て行きゃならぬ故郷(くに)に残した 妻子(ひと)がいるやるしかないんだ 男ならやすらぎつきなみ 世間なみこの手で咲かそう 出世花 流す涙も たまにはいいさ空も時には 雨ふらすやるしかないんだ つらくとも幾山坂道 七曲り男の夢は 出世花 ひとりぼっちと 二の足ふむなお山の大将も ただ一人やるしかないんだ なあ お前待ってておくれよ いつの日か二人でつもうよ 出世花 人気の新着歌詞 …

  • 人生旅愁 – 米倉ますみ

    男と生まれて でっかい夢をもたずに何の 青春ぞ怒涛の人生俺は行くぜと 踏み出しながらいくつの季節が 流れたことか いつでも背中を 見送るだけと怨みをこめた あの涙流れの浮草めぐり逢えても はかないだけの別れのさだめが あわれでならぬ 人生、どこまで 傷つきながら残りの夢を 追いかける夜ふけの居酒屋うごく時代に とり残された男の姿が ほろりとゆれる 人気の新着歌詞 夫婦花火 – 米倉ます…

  • 花の土俵 – 米倉ますみ

    隅田川風 袂に入れて渡る両国 男橋汗と涙の この十五日やぐら太鼓の 音きけば 俺の闘志が俺の闘志が ドスコイ また燃える 一つ張られりゃ 二つで返す意地が勝負の この世界今日も一番 手刀切って山と積め積め 白星を 負けて泣くより負けて泣くより ドスコイ 勝って泣け 夢と宝で かためた土俵強くならなきゃ 掘り出せぬ命ぶつけて 鎬(しのぎ)を削るしめたまわしに 力水 男花道男花道 ドスコイ 俺は行く …

  • 浪花めおと駒 – 米倉ますみ

    わての生きかた 八方破れ文句あるなら 云うてみい坂田三吉 将棋と酒にうつつぬかして ジャンジャン横丁降るは小春の 涙雨 涙雨 九に九刻んだ 八十一の枡目思案の 針の山地獄 極楽 紙一重勝負 勝負の 明けくれを手鍋一つの 棟割長屋肩を寄せ合う 夫婦駒 将棋さしには 理屈はいらぬ勝つか負けるか それだけや晴れて天下に 王手をかける夢は浪花の 通天閣に男命の 灯が燃える 灯が燃える 人気の新着歌詞 夫婦…

  • 浪曲劇場「森の石松」 – 米倉ますみ

    お人よしだと 笑われようと馬鹿は死ななきゃ 直らない森の石松 世渡り下手で嘘やお世辞は まっぴらごめん富士の白雪 茶の香り清水港の いい男 石松「呑みねぇ呑みねえ、寿司を喰いねぇな、寿司を。江戸っ子だってねぇ」江戸っ子「神田の生まれよ」石松「そうだってねえ、お前さん、ばかに詳しいようだからちょいと聞くんだけど、次郎長の子分が大勢ある中で、一番強ぇのは、誰だか知ってるか?」江戸っ子「そりゃ、知ってら…

  • 夜叉 – 米倉ますみ

    春にはぐれた 私の恋は貴方恋しと 今日も泣く夢を追いかけ 北の国 北の国戻れない道 恋の夜叉私、一人じゃ 生きられないの 波のまにまに 暮らした月日同じ時間(とき)だけ 遠ざかる人の噂に 傷ついて 傷ついて嘘だと言って かぶり振る胸の面影 憎めやしない 夜にはらはら 散る花びらは未練残した 桜花いっそこの身も 人知れず 人知れず桜の花の その下で思いとげれば いいのでしょうか 人気の新着歌詞 夫婦…

  • 浪花の子守唄 – 米倉ますみ

    親が吾(わ)が子を 信じなければ誰がお前の 杖になる出世しろとは 言わないけれどせめて真直(まっす)ぐ 歩いておくれ母はおろかな女でも 女でも 「こんな阿呆な お母ちゃんやけどお前のためなら 命もいらんお金もいらん なんにもいらんどないに 悪い噂をきいたかてお前は お母ちゃんの大事な大事な宝やええな このことだけは忘れんといてやお前は お母ちゃんの宝やでええな」 つらい世間の 噂に耐えて生きるてだ…

  • 冬はかならず春になる – 米倉ますみ

    花の都と 言うけれどどこに咲いてる 夢の花探しつかれた 迷い道ほろりよろけた 苦労坂今日は駄目でも 明日があるさどんと決めたい この生命(いのち)冬はかならず アンアアンアア春になる 風の寒さに ふるえても胸のあかりは ほのぼのと生きる辛さを 支え合う人という字の あったかさ沁みてつたわる ほろ酔い酒に浮かぶ故郷(ふるさと) 北の空冬はかならず アンアアンアア春になる 一つ咲いたら またひとついつ…

Back to top button