箱崎晋一郎

傷跡 – 箱崎晋一郎

抱かれるだけが 愛じゃない
そんな言葉も あるけれど
せめて一度は 真似事だけの
妻という名で 呼ばれてみたい
あ…今の私じゃ 今の私じゃ 無理かしら

身の上ばなしは 聞かないで
過ぎた昔の 傷跡は
きっとあなたが なおしてくれる
今の私は 一人じゃ駄目よ
あ…あなた無しでは あなた無しでは 暮せない

出来る事なら いつまでも
あなたの傍で 尽したい
数え切れない 傷だけ残る
こんな私じゃ 重荷になるわ
あ…いつか世に出る いつか世に出る 人だもの

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熱海の夜 – 箱崎晋一郎

たった一度の 倖せがはかなく消えた ネオン街忘れられない 面影を月にうつした 湯の宿よ熱海の夜妻と書かれた 宿帳に沁みた涙の 傷あとよままにならない 人の世にや

ブルーナイト イン 札幌 – 箱崎晋一郎

津軽の海のかなた別れて行った人に切なく燃える想いをつめたくつつむ夜霧さめた頬ににじむ泪街の灯が 哀しくてああブルーナイト・イン札幌薄野の夜は更ける女の意地が憎い

抱擁 – 箱崎晋一郎

頬をよせあった あなたのにおいが私の一番好きな においよ目をとじて いつまでも踊っていたい 恋に酔う心泣きたくなるほど あなたが好きよもしもあなたから 別れの言

ひとり神戸 – 箱崎晋一郎

グラスを二ツ ならべたけれど今夜も一人で のんでいるあなたのいない 神戸淋しさだけに 酔いながらタワーの灯りに 涙ぐむコウベ ひとりコウベ コウベ……ステンドグ

命あたえて – 箱崎晋一郎

はなれていました 長いこと女ひとり寝 ねむられず息ずく乳房 抱きしめながらなおさら淋しい 私の愛に誰か 誰か 誰かおねがい命あたえて忘れてしまった 訳じゃない愛

骨までしみる – 箱崎晋一郎

どこからどこまで あなたなのどこからどこまで あたしなの一ツに燃えて 一ツに溶けてどこがどこやら……死ぬわ死ぬわよああ 骨まで骨まで 骨までしみる夜よこのまま 

夜の銀狐 – 箱崎晋一郎

淋しくないかい うわべの恋はこころをかくして 踊っていてもソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ信じておくれよソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ愛しているのさほしくはな

ゆきの夜 – 箱崎晋一郎

傘にさらさらと音もなく降る夜のゆきけむりつらい思いに 手傘がゆれる好きで好きで 好きで別れたゆきの夜下駄のはがたに愛の未練を残すゆきの夜暗い夜道じゃ 涙も見えぬ

女の爪あと – 箱崎晋一郎

おれのこの手の 小さな傷はおまえがつけた 爪のあと夜風がしみる いたみより別れないでと 泣く声がおれの背中に おれの背中につきささるすがるおまえを 抱きしめなが

惜別 – 箱崎晋一郎

うそよ 嘘よ それは嘘よ 恨んでなんかいないいいの いいの それでいいの おたがいさまよ愛したのはわたしで 尽くしたのもわたしあまえたのはわたしで さめたのもわ

意気地なし – 箱崎晋一郎

あなたとならば 血のでるような苦労も覚悟の 上でしたわたしからあなたを とるのならいっそ死ねといわれた 方がいい別れるなんて 言わないでバカ!馬鹿! あなたほん

どうしたらいいの – 箱崎晋一郎

どうしたらいいの 言葉もないわただ泣きたくて 空虚(うつろ)なあたしわけも云わずに 消えたあの人ただあなただけ 愛してたのにどうしたらいいの どうしたらいいの私

意地っぱり – 箱崎晋一郎

別れて倖せ みつけるよりも二人で苦労を 耐えるのがほんとの愛だと わかったのあなた許して…… こんなわがままを寒気がするから 一緒に寝てと甘えてだかれた ことも

伊豆の雨 – 箱崎晋一郎

一すじの 一すじの恋の名残りの みだれ髪朝の鏡の 切ない涙あんたなんかにゃ 判らない女泣かせの 伊豆の雨伊豆の雨さりげなく さりげなくつぎの逢う瀬を 聞く心深く

氷雨 – 箱崎晋一郎

飲ませて下さい もう少し今夜は帰らない 帰りたくない誰が待つと言うの あの部屋でそうよ 誰もいないわ 今では唄わないで下さい その歌は別れたあの人を 想い出すか

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