箱崎晋一郎

  • 氷雨 – 箱崎晋一郎

    飲ませて下さい もう少し今夜は帰らない 帰りたくない誰が待つと言うの あの部屋でそうよ 誰もいないわ 今では唄わないで下さい その歌は別れたあの人を 想い出すから飲めばやけに 涙もろくなるこんな私許して 下さい外は冬の雨まだやまぬ この胸を濡らすように傘がないわけじゃないけれど 帰りたくないもっと酔う程に飲んで あの人を忘れたいから 私を捨てた あの人を今更悔んでも 仕方ないけど未練ごころ消せぬ …

  • 伊豆の雨 – 箱崎晋一郎

    一すじの 一すじの恋の名残りの みだれ髪朝の鏡の 切ない涙あんたなんかにゃ 判らない女泣かせの 伊豆の雨伊豆の雨 さりげなく さりげなくつぎの逢う瀬を 聞く心深くなっては いけない人と決めているのに 苦しくて夢を重ねる 伊豆の雨伊豆の雨 逢うたびの 逢うたびのあとの淋しさ やるせなさそっと背広を 着せかけながら出来ることなら もう一夜濡れて濡れたい 伊豆の雨伊豆の雨 人気の新着歌詞 熱海の夜 &#…

  • 意地っぱり – 箱崎晋一郎

    別れて倖せ みつけるよりも二人で苦労を 耐えるのがほんとの愛だと わかったのあなた許して…… こんなわがままを 寒気がするから 一緒に寝てと甘えてだかれた こともある無口なあなたの やさしさがほしくなる夜は…… なぜかねむれない 氷のグラスに おもいで浮かべのむくせあれから ついたのよ薄目の水割り ほしくなるあなた好みに まねたこのお酒 人気の新着歌詞 熱海の夜 – 箱崎晋一郎 たった…

  • どうしたらいいの – 箱崎晋一郎

    どうしたらいいの 言葉もないわただ泣きたくて 空虚(うつろ)なあたしわけも云わずに 消えたあの人ただあなただけ 愛してたのにどうしたらいいの どうしたらいいの私がそんな 憎いのですか信じることが もう出来ません私の話し 聞いてほしいのに どうしたらいいの とても寒いわあなたの熱い 言葉がほしい愛することが 悪いのですか愛することを 教えたあなたどうしたらいいの どうしたらいいの私がそんな 嫌なので…

  • 意気地なし – 箱崎晋一郎

    あなたとならば 血のでるような苦労も覚悟の 上でしたわたしからあなたを とるのならいっそ死ねといわれた 方がいい別れるなんて 言わないでバカ!馬鹿! あなたほんとに 意気地なし あなたのそばに いられるだけでほかには何にも 欲しくない置き去りにしないで 行かないでそうよ強いその手で その腕でつかまえていて 欲しいのにバカ!馬鹿! あなたほんとに 意気地なし 片時も惜(お)しまず つくすのよそうよ陰…

  • 惜別 – 箱崎晋一郎

    うそよ 嘘よ それは嘘よ 恨んでなんかいないいいの いいの それでいいの おたがいさまよ愛したのはわたしで 尽くしたのもわたしあまえたのはわたしで さめたのもわたしよるを 夜を 長い夜を ひとりで寝るわ ゆめね 夢ね みんな夢ね ふたりの愛の暮らしなみだ 涙 流さないで お別れします傷つくのはわたしで 哀しむのもわたし強がるのはわたしで 悔やむのもわたしゆびわ 指環 銀の指環 はずしてゆくわ いた…

  • 女の爪あと – 箱崎晋一郎

    おれのこの手の 小さな傷はおまえがつけた 爪のあと夜風がしみる いたみより別れないでと 泣く声がおれの背中に おれの背中につきささる すがるおまえを 抱きしめながら涙が胸に ふきあげるおまえがほしい 幸福(しあわせ)のかけらも一つ 残せないおれは死ぬほど おれは死ぬほどつらかった ひとり爪あと 唇あてゝ男がいまは むせび泣くおまえの細い 指さきにこめた女の 悲しみがおれの心に おれの心に痛むから …

  • ゆきの夜 – 箱崎晋一郎

    傘にさらさらと音もなく降る夜のゆきけむりつらい思いに 手傘がゆれる好きで好きで 好きで別れたゆきの夜 下駄のはがたに愛の未練を残すゆきの夜暗い夜道じゃ 涙も見えぬ泣いて泣いて 泣いて別れたゆきの夜 人気の新着歌詞 熱海の夜 – 箱崎晋一郎 たった一度の 倖せがはかなく消えた ネオン街忘れられない 面影を月にうつした 湯の宿よ熱海の夜妻と書かれた 宿帳に沁みた涙の 傷あとよままにならない…

  • 夜の銀狐 – 箱崎晋一郎

    淋しくないかい うわべの恋はこころをかくして 踊っていてもソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ信じておくれよソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ愛しているのさほしくはないかい 女としての静かなしあわせ ほしくはないかい 泣きたくないかい 一人の部屋の灯りをまさぐる 夜更けの時間ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェドレスが泣いてるソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェくちびるむなしい小さなマンション お前のためにさが…

  • 傷跡 – 箱崎晋一郎

    抱かれるだけが 愛じゃないそんな言葉も あるけれどせめて一度は 真似事だけの妻という名で 呼ばれてみたいあ…今の私じゃ 今の私じゃ 無理かしら 身の上ばなしは 聞かないで過ぎた昔の 傷跡はきっとあなたが なおしてくれる今の私は 一人じゃ駄目よあ…あなた無しでは あなた無しでは 暮せない 出来る事なら いつまでもあなたの傍で 尽したい数え切れない 傷だけ残るこんな私じゃ 重荷になるわあ…いつか世に出…

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