笹みどり

下町川 – 笹みどり

いくら上手に 化粧をしても
泣いた眼もとは すぐわかる すぐわかる
濡れたこゝろの 下町川よ
妻になれない 恋をして
風に別れの 秋を知る

恋のいのちと 両国花火
燃えて散る間に
夏が逝く 夏が逝く
添えぬさだめの 下町川よ
飲んで忘れる 淋しさも
酔いが醒めれば また募る

いっそ死のうと 思ってみたが
残るみれんが 袖を引く 袖を引く
夢も寒々 下町川よ
明日の願いを 酉の市
賭けて待ちたい またの春

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花を咲かせて – 笹みどり

花を咲かせて 花を咲かせて もう一度苦労の波を 越えてきた涙は川へ また海へ遠くの灯りが 呼んでいるそれはあなたの 港です花を咲かせて もう一度夢を見させて 夢

せきれいの宿 – 笹みどり

昨夜(ゆうべ)あれだけ 降ったかられんが色した 濁り川湯の香 湯河原 おんな町情けひと夜の 想い出を抱けば恥ずかし せきれいの宿杉の木立に 朝もやが白いハンカチ

下町しぐれ – 笹みどり

金じゃ解かせぬ 義理では解かぬ意地の縦縞 おんな帯路地の柳に 下町しぐれ浮いた浮いたのお座敷だけど芸の建前 押し通す母に言われた 訳ではないが後を継いでの 左褄

女の花ざかり – 笹みどり

泣いて暮らして 泣いて暮らして どうするのたかが人生 たかが人生 たかが恋散った花なら また咲かせましょう姫百合・すずらん・沈丁花夢みて 女の…女の花ざかり明日

美濃の眉月 – 笹みどり

桜 舞い散る春の夜(よ)の弥生三日(やよいみっか)の月をみたまるで二人の身の上みたいほんに心許(こころもと)無い 月明り想い出します 京(みやこ)に遠いハァー

女優 – 笹みどり

薔薇を 一輪 唇に恋に 身を灼く カルメン役も化粧 おとせば 楽屋の鏡生きていながら 死んでいるうつろな 女の 顔が浮く罪に 追われた カチューシャも愛の両手に

めおと星 – 笹みどり

生きる喜び おしえられついて来ました 離れずに永い道のり めおと星光あつめて ひとつになれば行くて明るい 道しるべ星がまばたき 雲もない明日あなたと えがく夢ね

みぞれ雨 – 笹みどり

ジャズと 演歌と 新内と女のなみだで 夜が更けるわかりますとも 裏町みぞれ雨会って別れて 人の世はあすを夢みて 生きるだけ涙かさねて 酔ったのはひとりで寝るのが

蓼喰う虫も – 笹みどり

あんな男の どこがいいのよと言われる男に ほれてしまったの蓼喰う虫も 好き好きと 好き好きと噂されても 私はいいのあんたと居ると 素顔になれるドジな世渡り 放(

お駒雪化粧 – 笹みどり

蝶よ花よと もてはやされたそんな昔が 懐かしい器量ばかりで 実らぬ花かお駒うす紅 黄泉路(よみじ)の旅化粧恋とのれんの 両天秤じゃしょせん渡れぬ 憂き世川人目忍

お吉花無情 – 笹みどり

なにを今さら 泣くのはおよし返る身じゃなし 恋じゃなし誰に踏まれて 散ろうとままよお吉哀しや お吉哀しや おしろい椿駕籠に揺られて ふりむけば下田みなとは 雨ん

伊豆慕情 – 笹みどり

あなた一人の女になりたい私一人のあなたにしたい天城で逢って 今はホテルで 海をみる私を酔わせた 男の匂いあ…、あ…、伊豆の伊東の 甘い夜むせび泣くよなテナーの音

女の絶唱 – 笹みどり

そんなに私が わるいでしょうか来る日来る日も 泣くことばかりいえいえ 貴方は貴方は 知っているそれを信じて 生きてゆきます どこまでも冷たいうわさも 辛抱します

下町育ち – 笹みどり

三味と踊りは 習いもするが習わなくても 女は泣けるつらい運命の 花街育ち義理がからんだ 花ばかり母と呼べずに わが子と抱けず嘘とまことで とく紅かなし金が物言う

七里の渡し – 笹みどり

万感の思いを 抱いて伊勢の国 一の鳥居をくぐったよ桑名・初恋 城下町このいのち この心燃やした夜が 此処にあるうわさ・住吉 七里の渡し行き暮れて たたずむ町に憧

母はおまえを信じます – 笹みどり

おまえは悪い事の できる人ではありません世間がなんと言おうと母さんは…母さんは信じますおまえの代りに 死ねるならわたしの命は いつでもあげるアンズの枝に 一粒の

伊豆なさけ – 笹みどり

逢うなら隠れた 湯やどがいいとうれしい知らせを くれたひとぬれて来たのよ 伊豆山(いずさん)しぐれ罪の恋坂 ゆきどまり抱いてください あなたの私です人目を気にせ

秋しぐれ – 笹みどり

燃えた名残りも 消えないうちに別れのことばを いうあなた去年の秋に 結ばれて愛して つくして 夢もみて冷めてく心 いつからか肌はせつなく 知っていた何であなたを

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