竹井詩織里

あたたかな冬の日 – 竹井詩織里

冷えた風は人恋しさ 煽るから嫌い
何気なさを装ってはかけてみる call

会いたいなんて言わない 今すぐにでも
ここに飛んで来てほしいけど
このままじゃ二人 迷子になりそうで…
星もない 真っ暗な夜

距離を超える強さがほしい 早く平気だと笑いたい
次に会うまでに あっと驚くくらい可愛くなっておくよ
凍える雪が降る頃 君のくれたコート羽織り
会いに行くから手をつなごう それだけで
あたたかな冬の日

一人よがり 塞いでいる自分が嫌い
苛立つくらい君はいつも大人だね

淋しいなんて弱気なところも たまにはそう
嬉しくさせるものだよ
本当に二人迷子になる前に
足りてない言葉を聞かせて

距離を越える強さがほしい きっと平気だと笑って
次に会うまで君が淋しいくらい大人になってみたい
苦手な冬もなぜか好きになれる 君といれば
近づいてく距離 手をつなけば…それだけで
あたたかな冬の日

距離を越える強さがほしい 二つの心を繋いで
遠くにいるから見えてきたものがほら
キラキラ揺れているよ
凍える雪が舞う中 君の住む街へ急いで
会いに行くから 手をつなごう…それだけで
あたたかな冬の日

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