竹中凌平

インナーチャイルド – 竹中凌平

西から東へ 遡る 太陽
登っては 落ちていく
僕の逃避行
いくつも落とした
ヘンゼルの目印
無視する 歩幅が
馴染んできたよ

ペダルを漕いでる 母の背中
高くなるサドル
羽は 千切れていった

恐れを知らぬ遊び心も
机の前で無力に変わった
割り切れない数字だけが
僕に のしかかった
解けないパズルに
隠したピースが
嵌まらない 窮屈な空

境地へ進んでは
引き戻されていく
引き返す 僕らは
波のように
ペダルを漕いでる 足はもつれ
絡みつく 茨に
羽は 火花と散った

歪んでいった自意識
切り裂かれたアイデンティティ
思春期と名付ければ
終わりへ 向かえるだろうか
望まれていた普通を
孤独な夜に 探してた
もう一度 飛んでみたいな

窮屈な空

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Reason – 竹中凌平

揺るがない想い繋ぐそして今日もまた探すREASONSomeday we'll find never faded gloryさぁ未だ見ぬ未来へ 僕らはいつかきっと

夏風メランコリー – 竹中凌平

汗がにじむ 教室照り返してる 夏の空映し出してる 金魚鉢映写機の中 泳いでる自由に泳ぐには重たすぎてぼんやりと浮いてる赤話題は昨日見た バラエティ上の空 伏し目

浴槽と抜け殻 – 竹中凌平

浴室の照明と欲望を消してよく出来た歌に寄りかかって泣いた泣き声 かき消したくて蛇口をひねり潰した絶え間無く襲う水しぶきが僕の前髪を濡らした満たされてく浴槽満たさ

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Campanella – 竹中凌平

世界の終わる夜に 君と2人手を繋いで歩いてた 星降る街星を敷きつめて 揺れる天の川2人を乗せて 走る流れ星あぁ こんな夜だから果たせない約束を思い出す世界の終わ

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