竜鉄也

ふるさとの灯り – 竜鉄也

ふるさとは
思い出胸にせまりきて
つづく坂道 吹く風よ
里の匂いも ぬくもりも
帰って来たと呼びかける
あゝ ふるさとの灯(あか)りがみえる

たずねきて
昔の友の面影は
今も変わらぬ国なまり
こぶしにぎった癖までが
遠い思い出 懐かしい
あゝ ふるさとの灯りがゆれる

いまもなお
心に残るあの女(ひと)は
宿の女将(おかみ)も板につき
縞の着物に 紅(べに)だすき
幸せですと 目で笑う
あゝ ふるさとの灯りが潤(うる)む

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吉野情話 – 竜鉄也

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飛騨川みれん – 竜鉄也

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裏町酒場 – 竜鉄也

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大漁茜船 – 竜鉄也

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いのちの旅路 – 竜鉄也

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哀愁の高山 – 竜鉄也

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旅の宿 – 竜鉄也

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紬の女 – 竜鉄也

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男の酒場 – 竜鉄也

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お吉 – 竜鉄也

お国のためと 聞かされてどうして嫌と 言えましょう…異人屋敷へ 行く駕籠を濡らす今夜の この雨は辛いお吉の なみだ雨(セリフ)堪忍して 鶴松さん。お吉は好き好ん

勝負 – 竜鉄也

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人生二人三脚 – 竜鉄也

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みちのくの女 – 竜鉄也

泣いているような 潤んだその眸ママよどうした 顔くもらせてこころ痛める 何かがあったのか遠慮いらない 話してごらんうぶがとりえの 淋しがりやのみちのくの女よくぞ

土佐恋慕情 – 竜鉄也

逢ってみたいな ひと眼でいいと悩み つづけて もう五年土佐は 南国 思い出の糸を たぐって 訪ねて来たが胸に 冷めたい 黒潮しぶきひとの妻よと 呼ばれる君の影を

北陸流れ旅 – 竜鉄也

雪の袈裟着た 白馬岳の膝にすすきの 花添えて旅に出たのは 三十路はじめ三味が折れるか 男が立つか意地と道づれひとり渡った 黒部川今朝の他人が 昨日は命変わる宿命

屋台酒 – 竜鉄也

にぎわう街の 片隅で俺と良く似た 奴がいるのれんに風が 吹くたびにちいさな咳(せき)して 酒を呑む泥にまみれた くやしさはひとりで ひとりで耐えるものコップの底

山の駅 – 竜鉄也

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別れ雪 – 竜鉄也

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奥飛騨慕情 – 竜鉄也

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