あなたを前にして
このパスタをどう食べよう
きれいにフォークへ
巻きつけられるか緊張してる
あなたを前にして
このパスタをいつ飲み込もう
会話が振られたなら
すぐ答えたいの味がしない
あなたが思う私を 私は知らないから
せめてどこから見ても 完璧でありたい
食後のコーヒーまで全部
あなたの舌にしっかりと
残したいの 今日という日を 私の味を
また誘ってくれますように
あなたの鼻腔にくっきりと
残したいの 今日のパスタと 私の事を
あなたが見る私は 本当の私じゃないけど
せめて明日も 思い出してくれますように
あなたを前にして 世界が変わる味がする
あなたを前にして 見たことのない 私になれる
食後のコーヒーまで全部
あなたも緊張していれば
いいのになんて 今日という日を 2人のものに
また誘ってくれますように
あなたの世界にくっきりと
残したいの 今日のパスタと 私の事を
吐いた息が 朝になりたての空に溶けてゆく今日が始まるその前に少しだけ私を愛そうねえ、10年前のわたし今の私は思ってた未来と違うかなそれでもわたし 今が 好きだ孤
長い夜が終わるようにこの苦しみもいつか 終わりがくる澄んだ朝をもらえるように少し立ち止まればいい誰かは言う 間違いだと誰かは嘆く 変わったなとそれらを抱いて空笑
憎しみや プライドはもはや 誰もが飼ってるでもその先は私しか愛せない心臓が脈打つのを聞いた 変わりたいと思った思考がその息の根を止める「傷つきたくはないだろう」
ハロー、ハロー はじめましてどこかでお会いしましたかなんてアテにしないで 貴方と私 生身のままで最初から始めましょう夜の真ん中 ベッドの中こっそり電話しなくたっ
右目に映るは、1つの希望左目に映るは、100の絶望片目を閉じても、うまく歩けない両目を閉じても、消えることはない誘惑的で暴力的で不平等で嘘つきな世界の中、明日は
最終的な明日はブルー 現在地はまだ夜明け真っ只中に立ち竦んでいるだけだ最終的に私は1つ 何になろうと変わらない呪文のように胸に刻め 私だけのブルーを呼吸 瞬き