秋山黄色

  • SCRAP BOOOO – 秋山黄色

    怒りもろとも捨てちゃうと少し意味わからんくなるけど 誰かの為に 自分の為に生きなきゃ 蛾なのか蝶なのかぱっと見わからん楽しいやつに限ってきまって「どっちでもよくね」とよく言っているHeySCRAP & SCRAPSCRAP Boooo 味が消えるまで噛まれたガムだけ 俺を笑えよ 言い訳なんて 良いわけがないのに「言い訳は無い」って泣きそうなお前からはたくさんの言い訳を聞きたいわけ 「なん…

  • 蛍 – 秋山黄色

    このまま凍っていようかと 閉じた一重瞼には少し眩しい海辺の光 もう夜になっていた 正しく居たいって 思うのがもう心に影を落とす 十分なほどの灯りになっていた一つ選べば 幾つか落とすのは知っている顔だけしていた 灯台の下で 仄暗く蹲る箇条書きの嫌さしさが 僕を眺めていたもう光がきっと 肌に合っていない目を痛めてようやく みんなに気付いたごめんね いい人でいたいのはどうして?はっきりしないのはどうして…

  • SKETCH – 秋山黄色

    久しぶりに君の笑った顔を見た気がした胸に灯れ 出来る限りSlow motion この短い夜が最後になるならきっと会いに行くんだ僕ですらそう思うのさ のうのうと 抱きしめ合っている隙に泣いてしまうくらい痛みを話すこともできない弱点のある君がこんなに好きなのに ああ 絵に描いて渡すべきなんだよこの僕の想いも 笑う前に 「居なくならないでね」「君こそね」能天気に約束して肩を叩くきまってどちらかが破るのさ…

  • ソーイングボックス – 秋山黄色

    どうにもならない事だって思うから頭にあるガラスで自分を思い出す愉快なリズムが一番の薬どうでもいい事にしたいんだ 大切なもの全部いなくなればそりゃ少しは救われるだろうさずっと前からそう思ってた僕は知らなかったんだ 「夢の中で会えた君の写真を持ち帰りたくて二人で笑い合って僕しかいない部屋写したんだ」 堪えたんだよ粋な空想で僕は僕を離れそうだよヒビを縫って外を見たいよ未来の事愛してみたいよ どうにもなら…

  • 見て呉れ – 秋山黄色

    一線は愛の言葉「君の為」と零して元通り 僕は笑える 軋む音が聞こえたよ はっきりともう楽になっていたい生まれ落ちたはずが終わり方がてんで分かんないよ 息を吸わないだけで生きてる事が染みて幸せを追い抜いているんだって伝わる訳がないよな 胸に風穴が空いたとしてもきっと心までは見えやしないよ誰一人同じ様に笑わない教えてほしいんだ よく語る口で 愛したい美しさがいつでも脳を蝕んでいった 心についた傷の数だ…

  • PUPA – 秋山黄色

    全速と焦燥で潰れかけた肺の振動と鼓動の連動が瞬間と実感が口癖になっていた事もなんかの酷い間違いみたいになっているんだ 涼しげな顔と引き換えに内に隠した中3と五体に降り注ぐ6月で間の心が溶けそうだ 蝉のクラクションで真夏を知った四畳半 椅子に張り付くストーリー俺一人が蛹のまんま虚しいくらいに青青青青 心が勝手に覚えてるんだよ 24先進国で茹だり上がって無駄に踊って重ねるだけの歳に意味無えって知ってる…

  • アク – 秋山黄色

    あんたが散々正しかろうと反対も大概逆も悪も無いよ人の手さ まるで僕達ぶっ飛ばされていく為だけに都合よく作られたみたいだ 陰りが落ちたこの心の隅善悪に笑う 一人きりアクを取る罪と罰なんてな 「何処にいるか」だね あからさまに神みたいなやつが真実を口にしてもなんもかんもどうでもいい もう頭にきたよ ぶっ飛ばしてやるよってなっちまった後は人も鬼も同じだ 限りの中で 命は確かに叫んでたのさ 正義より正気で…

  • 白夜 – 秋山黄色

    人は苦楽の中から何かを知ろうとして大人にはならんけど 子供じゃなくなるのさ そして知ったような気がするけど得意げになれないのだなにもかもが0になるってなんにも面白くないしね 僕と君がちゃんといるのに怪我をした後の静けさが水をかぶった冷たさがずっとずっとずっと終わらない 幸福で死にたくないっていうのはこの地球上で一番の不幸だね二人で付けた足の跡も雪が降り落ち埋まるのでしょう消えないでいて… ああ 月…

  • 燦々と降り積もる夜は – 秋山黄色

    ホットコーヒーが少し湯気を立てて白んだ窓際 季節に触れた元の形 日々の様相が板についてきた 変わろっか もう別に気にしてないなら配信されたばっかりの去年の映画を見ようよ なんて滲ませてばかり 微妙な顔で思い出の残り香 ねえ また… 燦々と降り積もる夜はどこを歩いても君に会いそうで白のコートに見惚れて目眩がした冬を後にする 何を言ったって僕はこの日常も楽しく生きるよ 一人は嫌いじゃない誰に見せるわけ…

  • シャッターチャンス – 秋山黄色

    哀に触れて ほどよく踊り未来を歌いニヤッとしたい恥ずかしげもなく君を浮かべて 暗いうちにタクシーに乗った街に流れる血の一部になった音のこもった車内から見る景色は時間が戻ってるみたいだった さっきまでは楽しかった今は誰も俺を分からない気がしたもはやこの波のような黄昏は明日終わるとさえ 思えた 朝になればもう 光に叩かれ俺は一万年生きる予定だ物足りなさをコーヒーで満たす乾いた唇を潤すみたくNegati…

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