秋山涼子

みだれ髪 – 秋山涼子

髪のみだれに 手をやれば
紅い蹴出(けだ)しが 風に舞う
憎や 恋しや 塩屋の岬
投げて届かぬ 想いの糸が
胸にからんで 涙をしぼる

すてたお方の しあわせを
祈る女の 性(さが)かなし
辛(つら)や 重(おも)たや わが恋ながら
沖の瀬をゆく 底曳(そこび)き網の
舟にのせたい この片情(かたなさ)け

春は二重(ふたえ)に 巻いた帯
三重(みえ)に巻いても 余る秋
暗(くら)や 涯(は)てなや 塩屋の岬
見えぬ心を 照らしておくれ
ひとりぼっちに しないでおくれ

人気の新着歌詞

愛終列車 – 秋山涼子

汽笛も泣いてる 夜の駅故郷すてる 女がひとりやはりあなたは 来なかった広い世間に 縛られてさようなら さようなら さようなら愛の終りの 愛終列車ひと汽車遅れで 

酒場恋 – 秋山涼子

酒場で拾った 恋だけどすべてを捧げて 盡(つ)くしてきたわどこへ消えたの かくれたの一から十まで 信じてた馬鹿よ 馬鹿です お馬鹿さん女 ゆらゆら 酒場恋右肩あ

三州しぐれ – 秋山涼子

昔 恋しい 想い出抱いてけむる小雨の 屋敷まちひとり訪ねる 香嵐渓(こうらんけい)は泣いているよな 紅(べに)もみじ三州 足助(あすけ)は しぐれ道窓にあなたの

ここが一番勝負時 – 秋山涼子

一度決めたら 二度ない命心ひとすじ 人生航路苦労荒波 笑顔で越えるどでかい望みと 二人連れ夢を追え 明日を追え 振りむくなここが一番 ここが一番 勝負時恋に溺れ

チャンチキ恋唄 – 秋山涼子

みすじ通りの 灯りが揺れて情けかよわす 縄のれん風が冷たい 夜の街チャンチキチャンチキ恋唄 あなたと私きっときっと来ますね 春の日がふたりで飲みほす こころ酒酒

川の流れのように – 秋山涼子

知らず 知らず 歩いてきた細く長い この道ふりかえれば 遥か遠く故郷(ふるさと)が見えるでこぼこ道や曲がりくねった道地図さえないそれもまた 人生ああ 川の流れの

ソーラン渡り鳥 – 秋山涼子

津軽の海を 越えて来た塒(ねぐら)持たない みなしごつばめ江差恋しや 鰊場恋し三味を弾く手に 想いを込めてヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン唄う ソーラン 

無法松の一生(度胸千両入り) – 秋山涼子

小倉生まれで 玄海育ち口も荒いが 気も荒い無法一代 涙を捨てて度胸千両で 生きる身の男一代 無法松空にひびいた あの音はたたく太鼓の 勇駒山車の 竹笹 提灯は赤

そんな軽い命なら… – 秋山涼子

そんな軽い命なら 私にくださいたった一度の人生をなぜに断ち切る自分から涙の向こうに 明日があるその手を伸ばせば 愛もあるつらくてもつらくても 生きて生きてくださ

居酒屋しぐれ – 秋山涼子

胸にこたえる 浮き世の風は女の身にも 判かります生まれ育ちも 違うけどこれが縁(えにし)ね 居酒屋しぐれよしてください 深酒はあなた あなたひとりの 体じゃない

友禅菊 – 秋山涼子

あなたと愛に 生きる気で来たはずでした 駅まではお待ちください 私の代わり花も晴れ着の 友禅菊を…近づく汽笛 聴きながら切符を破る 意気地なし全てを捨てて 行け

寄り添い川 – 秋山涼子

好きな人がいつも隣にいてくれる女はそれだけで 幸せなんです帰る故郷の あてもない似た者同士の 巡り合いあなた私で いいですか浮き世しぶきの 冷たさに寄り添い流れ

女の止まり木 – 秋山涼子

女の胸の ほころびにしみて行きます 雨の音ひとり止まり木 酔えないお酒グラス揺らせば せつなくてため息こぼれる こんな夜泣きたくなります 裏通り恋などしない 泣

竜馬の一生 – 秋山涼子

黒潮の怪男児こんな小さな 土佐(ところ)にいては日の本 動かす 梃(てこ)にはなれん行くと決めたら いごっそうよさこい節を 背に聞いて七つの海へ 海援隊とあばれ

女もどり橋 – 秋山涼子

一夜(ひとよ)あなたと 過ごしたら離れられない これから先もあなた待ってる 湯の宿の灯り見上げる 橋の上きれいな二人で 別れます泣いて身を引く 女もどり橋傘に隠

女の虹 – 秋山涼子

どしゃぶり雨でも 必ずやむが恋の炎は なぜ消えないの辛いのよ 辛いのよあなたを知ってからひとりよがりの 片夢(かたゆめ)だけど女は男で虹を見る花咲く春でも ひと

口紅未練 – 秋山涼子

泣かずに見送る 約束なのに涙で滲(にじ)んだ あの日の後ろ影淋しさ隠す 赤い口紅(べに)変えられなかった 二人の運命(さだめ)つのる逢いたさ 口紅(くちべに)未

涙の最終便 – 秋山涼子

海峡渡る 冷たい雨に心凍てつく 北航路風邪をひくよと 傘差しかけたあの日のあなたは もういないふるさとへ ひとり帰ります涙の最終便別れも言えず 逃れるように夜の

あなたとわたしの夫婦舟 – 秋山涼子

身を切る北風 さざ波川を寒さをこらえて 舟を漕ぐあなたとわたしは ふたりで一人夜の暗さに 肩寄せあって愛が絆の愛が絆の 夫婦舟(みょうとぶね)おまえに出会えて 

走り雨 – 秋山涼子

泣けば泣くほど 女の胸の恋の炎は 燃えるものあなた鎮(しず)めて くださいますか北のはずれの 湯の街は想い出ぬらす 走り雨添えぬ運命と わかっていたわそうよ私は

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