秀吉

かけら – 秀吉

つまらないことばっか言っては
バカみたいにはしゃいで笑ってた
軽く親友と呼び合ってた
あいつらは今なにしてるんだろう

愛してるなんて言ってみたり
ぎこちなく求めて抱き合ったり
軽く永遠を願いあった
あの子は今どこでなにしてんの

砕けちったかけらにほら
呼びかけたらどんな顔するだろう

なくさないようにいつも
しっかり握ってたもの
気づけば指の隙間をすり抜けてく
手探りで探し続けた
大切なものと今日もまた
かけらひとつこぼれて

どうしてもと欲しがったおもちゃも
飽きてしまえば押入れの中
軽く一生のお願いを何度して
消えていった愉快な仲間たち

振り返れば僕の周りにはいつでもこんなに
大切なものが本当はたくさん転がっていて
何もないふりして一体何にカッコつけたの
ねぇかけらたちはどんな顔してる?

ずっとひとりぼっちのふりして
平気な顔で笑ってた
本当は怖くて本当は震えて
誰にも届かない場所に僕を置いて
知らん顔をしたんだ

なくさないようにいつも
しっかり握ってたのに
いいわけばかり浮かべてもういいんだよ
こんな僕になるために
そんな君になるために
何を落として何を忘れた?
またかけらひとつこぼれて

人気の新着歌詞

へそ飛行機 – 秀吉

いつかまた会えると笑ってそんなちゃちな言葉で救われたきっとこの町まで飛ばしていつだって僕がせーのを言うからどのくらいあの雲の方まで近づけるかって考えてたぼくらは

レムタイム – 秀吉

ここは夢の手前いわゆる坂の途中かなあくせく働いて今日もまたここへ来て泣くんだよ今日の日を濡らすのさ歓びも悲しみもこの場所でおやすみなさいいつも忘れに来るよ一日の

ピノキオ – 秀吉

僕はどっちかっていえば嘘が嫌いな方で 裏切りは恐い自分がされて嫌なことはしないようにって教わったけど僕はどっちかって言えばすぐ忘れちゃう方でまた困らせてるそして

白い電車 – 秀吉

電車の窓からのぞいた空に吸い込まれてく雲と流れてくそんな感じ君の駅までの切符を持ったまま待ってる人もいないけどなんとなく揺られるあぁどうしてナイテル鳥は鳴いてる

水彩の町 – 秀吉

また 雨に揺れてにじんだ町をひとりぼっちで 歩いてるほら 僕の顔もにじんだ いつもひとりぼっちで 歩いてるこんな溢れかえってるぼくらまだ止まない雨の中水たまりを

がらんどう – 秀吉

いつか机の中にしまったことただ嫌われたくなくて隠したこのままで引き出さないように笑うよどうにか造り上げたナカマの輪っかカッコつけて蹴り飛ばした机から隠してた弱い

きたない世界 – 秀吉

どこまでも汚れた唄やわけのわからないロックンロールが胸の奥でふるえてる何のためかないまとっさに隠したのは何のためかな下手でも嘘をつくのは何のためかないま必死で誤

道草の唄 – 秀吉

ゆらゆら ゆれてる錆びたブランコで退屈な景色とゆれている移ろいながらそこにいる影も僕のこんな気持ちとゆれている夕焼けはぼやけながらどこへいこうとしてるの僕はまだ

あさなぎ – 秀吉

揺れる空とかじかんだ手僕はついに鳥になる自転車こいで そんなようなさっき見た夢を浮かべてるお気に入りの橋の下は昨日の雨でうるさかったまだ眠る町を駆け抜けたたどり

虫の音 – 秀吉

いつものように突っ立って考えていたんだ排気ガスにちょっと酔っ払った夕間暮れなびく汗の匂いも通り抜けてしまったよ入道雲はそこにはいなかったんだ空回ったまま遠くまで

くもり – 秀吉

窓から差し込んだのは昨日僕が流した涙かな流るる曇り空に 何があるのと呟いてみる窓から揺らめいてたのはおとといの僕が笑ってたフィルムみたいゆるりと頬杖をつき 何も

コンサート – 秀吉

いつもそうだ変わり映えなかった僕はいつも昨日と同じでその次をまた何か探すけど変わりはしないのならその音でうたってよもっと僕の心をつかんでよいっそ今日ごと壊して昨

夜風 – 秀吉

蝉の鳴き声も聞こえぬほど無我夢中で走りぬけた堤防の道通学路とは反対のほうで通りなれてない道なんだけど徐々に落ちていく日と空の色には気づいていたからとにかくペダル

こだますることだま – 秀吉

言葉はいつも遠回りしてゆくそんな向こうまで行かなくていいのに言葉はいつも空回りしてゆくごちゃごちゃになって解けないよ言葉はすぐ泡みたいに消えるまるで何にもなかっ

無題 – 秀吉

どれくらいの時間が過ぎていつからここにいるんだっけギターを抱えているのに何も弾けずに唄えずに自分や誰かの為にそんなことを考えていたでもどれもこれも嘘っぽくて何も

夕の魔法 – 秀吉

夕映える不思議な色でこの町を塗りつぶしてく君を乗せて自転車こぐよ一時間ちょっと魔法の世界誰も知らない道を教えてあげるよ僕らは夕の風の中 笑いあってた心をぎゅっと

はじめまして – 秀吉

はじめまして今ここで出会えた僕たちは傷つくため 傷つけるためにどうして出会うのだろうはじめまして今ここで出会えた喜びをいつの日か 忘れ去ってなにもなくなるのかな

昼と水平線と今日 – 秀吉

そばにきて手を繋ごうどんなことがわかるかないま何を考え思っているの答えは出そうもないけど目を閉じて聞こえるかな君の心の歌声がほら耳を澄ましてどんな音かな答えはど

ひとりひとつぶ – 秀吉

足りない言葉からどれだけの事が伝わるだろういつだって僕ら 空回りながら行けるのかな夕凪がはじけてく欠片一粒握りしめた泣いているの笑っているのいつまで僕らは一粒な

蜃気楼の形 – 秀吉

いつから僕はそんな風に変わってしまったの本気で笑うことも少なくなっていつから僕はそんな風に変わってしまったの心ふるえて泣くことなんてちっとも無くなったんだいつか

Back to top button