朝の陽ざしが 小鳥の唄がそっと優しく 包みます幸せ薄い いとし子抱いて生きてきました 暦月(こよみづき)小さな夢を あゝ追いかけてまゝにならない 世間の風に耐えて忍んで 泣くばかり苦労続きの 不憫なこの子せめて幸せ 乗せて来て夢の浮舟 あゝ 笹舟に浮世小路の 灯りが揺れる流れ流され さだめ川人の情けが 心にしみて夢を明日に つなぎます今日の幸せ あゝ有り難とう