福山芳樹

鳥がいない – 福山芳樹

これは冗談? 黒い煙に 手足を縛られ
明日の方向に イカれた魔女が 静かに立ってる

自由 平等 博愛 掲げて 抜けだせない迷路
何が正常なのかわかりゃしない 膨れ上がってく

ママ せめて 時を止めて 思い出してくれ
その花はどこに咲いていた
どんなにおい どんな想い 最終的苦痛
俺は知りたいんだ

もう何がなんだかわからない 何を信じたらいい
寂しさにやられたまま 遠く流されて行く
鳥がいない 鳥がいない 喜びも 悲しみも見えない

たぶん全然 気付かないまま 支配者に飲まれ
その腹ん中 目が覚めた時 不安が去ってる

それは本当に恐ろしい程 すがすがしい気分
そうさ純心なんてなれやしない 汚れまくってる

ママ やがて罪は消えて 透明になれるかな
この群れはどこに向かって行く
何て強い なんて辛い 精神的武装
空を飛びたいんだ

誰もいない心なんて 求めてたものじゃない
七色の風よ早く 空を染め上げてくれ
鳥がいない 鳥がいない 喜びも 悲しみも見えない

もう何がなんだかわからない 何を信じたらいい
寂しさにやられたまま 遠く流されて行く
誰もいない心なんて 求めてたものじゃない
七色の風よ早く 空を染め上げてくれ
鳥がいない 鳥がいない 鳥がいない 鳥がいない

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