神野美伽

  • 夜が泣いてる – 神野美伽

    男ひとりの 屋台酒月も詫びてる 影法師夜が泣いてる 胸ん中たったひとつの 純情を聞いてくれるか なぁお前 夢にはぐれた この都会(まち)はいつかさらばの 惜別歌(わかれうた)夜が泣いてる 山彦がたったひとつの 俺の駅舎(えき)一度来ないか なぁお前 人に縁(えにし)が 運命(さだめ)ならきっと落ち逢う 天の川夜が泣いてる 流れ星たったひとつの 人生に灯りくれるか なぁお前 人気の新着歌詞 しあわせ…

  • 十九の春 – 神野美伽

    私(わたし)があなたにほれたのはちょうど十九の春でしたいまさら離縁(りえん)というならばもとの十九にしておくれ もとの十九にするならば庭の枯木を見てごらん枯木に花が咲いたなら十九にするのもやすけれど みすて心(こころ)があるならば早くお知らせ下さいね年も若くあるうちに思い残すな明日(あす)の花 一銭(せん)二銭(せん)の葉書さえ千里万里と旅をする同じコザ市に住みながらあえぬ吾(わ)が身のせつなさよ…

  • オホーツクの舟唄 – 神野美伽

    何地から 吹きすさぶ 朔北の吹雪よわたしの胸を刺すようにオホーツクは 今日も 海鳴りの中に明け 暮れてゆく 父祖の地のクナシリに長い冬の夜があける日を白いカモメが告げるまで最涯の茜の中で わたしは 立ちつくす何故か 眼がしらの涙が凍るまで オホーツクの海原ただ白く凍て果て命あるものは暗い雪の下春を待つ心 ペチカに燃やそ哀れ東にオーロラかなし 最涯の番屋に 命の火チロチロトドの鳴く夜は いとし娘が瞼…

  • 勝手にしやがれ – 神野美伽

    壁ぎわに寝がえりうって背中できいているやっぱりお前は出て行くんだな 悪いことばかりじゃないと想い出かき集め鞄につめこむ気配がしてる 行ったきりならしあわせになるがいい戻る気になりゃいつでもおいでよ せめて少しはカッコつけさせてくれ寝たふりしてる間に出て行ってくれ アア アアア アアア アアアア アアア アアア アア バーボンのボトルを抱いて夜ふけの窓に立つお前がふらふら行くのが見える さよならとい…

  • アカシアの雨がやむとき – 神野美伽

    アカシアの雨にうたれてこのまま死んでしまいたい夜が明ける 日がのぼる朝の光りのその中で冷たくなった わたしを見つけてあの人は涙を流して くれるでしょうか アカシアの雨に泣いてる切ない胸はわかるまい思い出の ペンダント白い真珠のこの肌で淋しく今日も あたためてるのにあの人は冷たい瞳(め)をして 何処かへ消えた アカシアの雨がやむとき青空さして鳩がとぶむらさきの 羽の色それはベンチの片隅で冷たくなった…

  • 旅の宿 – 神野美伽

    浴衣(ゆかた)のきみは 尾花のかんざし熱燗徳利(あつかんとっくり)の首 つまんでもういっぱい いかがなんてみょうに色っぽいね ぼくはぼくで 胡坐をかいてきみの頬(ほほ)と耳は まっかっかああ 風流だなんてひとつ俳句でもひねって 部屋の灯(あかり)を すっかり消して風呂あがりの髪 いい香り上弦(じょうげん)の月だったけひさしぶりだね 月見るなんて ぼくはすっかり 酔(よ)っちまってきみの膝枕(ひざま…

  • あなたのブルース – 神野美伽

    雨が窓を打つ 私の胸を打つ私は指をかむ せつなく指をかむあなた あなた あなた あなたあなた ああ 私のあなたあなた あなた あなた あなたあなた ラールルラルルラ ルーラー暗いお部屋で むなしく一人歌うはああ ああ あなたのブルース 夢で逢う人も 逃げてゆく幻も昔の想い出も 明日の希望もあなた あなた あなた あなたあなた ああ すべてがあなたあなた あなた あなた あなたあなた ラールルラルル…

  • 君恋し – 神野美伽

    宵闇せまれば 悩みは涯なしみだるる心に うつるは誰が影君恋し 唇あせねど涙はあふれて 今宵も更け行く 唄声すぎゆき 足音ひびけどいずこにたずねん こころの面影君恋し おもいはみだれて苦しき幾夜を 誰がため忍ばん 君恋し 唇あせねど涙はあふれて 今宵も更け行く今宵も更け行く今宵も更け行く…… 人気の新着歌詞 しあわせ坂 – 神野美伽 泣くも笑うも 人生は浮世みちづ…

  • やつらの足音のバラード – 神野美伽

    なんにもない なんにもない まったく なんにもない生まれた 生まれた なにが生まれた星がひとつ 暗い宇宙に 生まれた星には夜があり そして朝が訪れたなんにもない 大地に ただ風が吹いてた やがて 大地に 草が生え 樹が生え海には アンモナイトが 生まれた雲が流れ 時が流れた 流れたブロントザウルスが ほろび イグアノドンが さかえたなんにもない 大空に ただ雲が流れた 山が火を噴き 大地を 氷河が…

  • 朝日楼 – 神野美伽

    私が着いたのはニューオリンズの朝日楼という名の女郎屋だった 愛した男が帰らなかったあの時私は故郷を出たのさ汽車に乗ってまた汽車に乗って貧しい私に変わりはないが時々想うのはふるさとのあのプラットホームの薄暗さ 誰か言っとくれ妹にこんなになったらおしまいだってね 私が着いたのはニューオリンズの朝日楼という名の女郎屋だった 人気の新着歌詞 しあわせ坂 – 神野美伽 泣くも笑うも 人生は浮世み…

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