神部冬馬

初恋雪 – 神部冬馬

売れ残りのクリスマスのケーキ抱えて
僕ら二人バイト先の洋菓子屋を出た
初対面に近い僕に 君はふるさとの
両親と妹のこと 楽しげに話してた
冷たい風が過ぎ はらりとはらりと
降り出した雪を見上げた君の 笑顔からなぜか目を離せなかった ずっと
「東京で見る雪は初めてよ」あどけない声 澄んだ黒い瞳は
きれいだった

折りたたみの傘を 君は差し掛けてくれた
ケーキの箱二つ抱えて 僕は背をかがめた
近すぎる頬に 胸が高鳴って
降り出した雪が止まないように
君の声をそばで聞いてられるように 願った
もう少しだけこのままでいたい そんな想いがいつのまにか心に
降り積もった

君を乗せた路面電車 ホームで見送った
想い出せば 二人はもう 始まっていた
あの日の初雪

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