神田沙也加

  • Alice in 冷凍庫 – 神田沙也加

    それは時の果てる 劇場世界のプロローグアラィ A lie? 君は誰? どことなく物憂げに裸足のままで 張りつく夜に遊ぶように彷徨う僕は何故か 君を探しているのだ だぁ だぁ あの日のいつかまでの 星座のソラは闇のように閉ざされた小景に 意味もなく吐き捨てるあぁ 僕は何故 僕をどこまで連れてくの開けたその先に いつか見た扉 合図で るらったったった繰り返して 回ったったった君が居そうな氷漬けの夢 迷…

  • 乙女解剖 – 神田沙也加

    乙女解剖であそぼうよドキドキしたいじゃんか誰だって恥をしたい 痛いくらいが良いんだって知ったあの夜から こんばんは、今平気かな?特に言いたいこともないんだけどもうあれやこれや浮かぶ“いいな”君が居なくちゃどれでもないや仮面同士でイチャついてら 寸寸 恋と表記せず気持ち vs 退屈はPK戦そうなにもかもに迷子がおり泪流してSOSを半目開きで娘娘する 病事も全部君のもとへ添付ツライことほど分け合いたい…

  • アスノヨゾラ哨戒班 – 神田沙也加

    気分次第です僕は 敵を選んで戦う少年叶えたい未来も無くて 夢に描かれるのを待ってたそのくせ未来が怖くて 明日を嫌って過去に願って もう如何しようも無くなって叫ぶんだ「明日よ!明日よ!もう来ないでよ!」ってそんな僕を置いて 月は沈み陽は昇るけどその夜は違ったんだ 君は僕の手を 空へ舞う 世界の彼方 闇を照らす魁星『君と僕もさ、また明日へ向かっていこう』夢で終わってしまうのならば 「昨日を変えさせて」…

  • kiss – 神田沙也加

    少しだけ足掻いてみた君の指先にはもう私が触れられる場所はないこと、分かってたのに 気づかない フリをしてた透き通る空の色も、私の瞳には灰色に見えたあぁ…泣きそうだよ 俯いて黙ってたズルいかな痛いんだよ それでも君が笑ってくれるから傍にいさせてね 壊れるようなキスをしましょう。この空さえ爛れるほど君の記憶に焼き付けて消えない傷を残すの 触れた唇が疼いてうまく笑えないまままた目を閉じてみるの 伸ばした…

  • 林檎売りの泡沫少女 – 神田沙也加

    遠い遠い時の果て そこに住まう人は皆永遠の命をもつ世界での話赤い実の成る木の下 La La Lu La 生まれながらに死の呪いがかけられた少女の話 色付いた街外れ 蒼く光る湖畔 赤い実のお菓子屋ちょっぴり寒くなった今日は妙に誇らしげ 自信作を売りにゆく待ってて 今度こそ 美味しいんだから 時計塔の見える市 驚いた珍しく賑やかね La La Lu La Lucky!!物憂げな街の隅 ひとり赤い実のパ…

  • どりーみんチュチュ – 神田沙也加

    恋心を実らせた純情可憐な女の子目の下 くまくま!コンシーラー(どこ??)あー!なんで今日がバレンタイン… ニブいあいつもチラチラさすがに意識してるみたい日の浅い二人にとって今日はそうだね特別な日さ どりーみんチュチュ☆チョコla ta ta ta taスウィートな甘さをキミだけに ahどりーみんチュチュ☆チョコla ta ta ta taそのハートに届けたいなどりーみんチュチュ☆チョコla ta …

  • Good Morning, Polar Night – 神田沙也加

    きっといつかの僕に殺されるんだどこにも行けないと叫んでは啼いた目の冴えるような夜は嫌いだと不貞た信じていろよと待ち惚けを喰らった震えるのは お前のせいだと吠えて待った身の冷めるような朝の空気で 気道と胸を満たした 価値はないんだけど 灯りを灯して 震える声を聞いたどこまでも行けると お前が言うのか 明けない夜の乾いた大氷原に立ったなら重ねた明日でさえも 知るのが怖くもなるかいこのまま降りしきる声に…

  • リコレクションエンドロウル – 神田沙也加

    生活は苦悩の推敲。其れ何れも此れも水葬。不愉快は食道を逆行、早く誰か僕に罰を。僕は身分を持たない分身、出演の出来ない演出。指に灯った静電気の様な、そんな滑稽なルウザー。群がって競って生命線、其れ擬るレコオドプレイヤー。行着く先は一体何だ? 傷だらけのデイスクは「厭だ厭だ。」戯言と理想観の闘争、化物と呼吸のクオレル。疾うに狂ったレイテンシイ、もう駄駄羅遊は是迄だ。陋劣な佞言は、ノウセンキュー。綢繆し…

  • ジターバグ – 神田沙也加

    どんな願いも理想も言えないね変わらない同じ答えをいつも差し出して腐った昨日は要らないね裏切られる前に捨ててみろ 使い果たせばいい、飼い慣らせ生命明日は譲れない、染まれないから覚悟はもう決まってる動けない、飢えた批評家は横目で君を見てる どうだっていいから、馬鹿は放っておいて夜においで、踊って、この手を掴んだ両目は私だけ使って照らそうぜ焼きつく様な君だけのレーザーライト 好きに順位付け縦に並べてはハ…

  • 路地裏ユニバース – 神田沙也加

    吸い込まれるような瞳の奥には如何なる世界が写り込んだのか 黒猫が陰で欠伸をするように湿った空気の中、意識が飛んでいった ココハ ドコダ 止まったままの日々を追いかけたらいつしか僕等は大人になってた キラキラ輝くビー玉の向こうに君が欲しがってた宇宙が見えたんだ とびっきりの魔法で塗り上げたような満天の空に全部溶けていった ココハ ドコダボクハ ダレダ 高い空を見上げて走り出した気付けばこの場所で君を…

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