磯貝サイモン

ふりだしのうた – 磯貝サイモン

どうしてぼくら泣いてんだろう
これでよかったんじゃなかったの?
さよならを口にしたとたん
ひとりになることが 恐くなった

かみ合わない 言い争い 数えきれない傷
その痛みを ただの涙に ただの思い出に
変えてしまいたくないんだ
きみもそうだろう

もう一度 手をつなごう
本当に大切な人
それがきみだって心から気付いたんだ
根拠はいらない
今日からもっとうまくきみを愛せる気がするよ

ふりだしに戻ったね
でも出会った時とは まるで景色が違う
ふたりで育てた花がたくさん咲き並ぶ一本道を
いつまでも寄り添っていこう

永遠の誓い たがいちがい 信じるって困難
そりゃいまでも イライラしたり つい怒ったり
するときもあるけれど
乗り越えてゆける

何度でも抱きしめよう
きみが放つ光も影も
それでぼくまで輝いていれるから
翼をください
まだ見たこともない場所へきみを連れて

泣かないで 顔を上げて
これからもずっとそばにいるよ
きみとぼくがしわくちゃになってもずっと

もう一度 手をつなごう
ねえぼくの大切な人
想像してよ ほら笑顔こぼれてる
答えはいらない
まだ見たこともない場所へきみを連れて行くよ

きみを連れて行くよ

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