石川セリ

  • ヘルミーネ – 石川セリ

    ヘルミーネ また恋をしたのねヘルミーネ 黒の似合う 踊り子軽やかな ステップ 踏めば謎めく Smile 妖しげな瞳ヘルミーネ 今度の 相手は 誰ヘルミーネ 今夜の サックスフォーン Player細巻きの たばこふかしはやりの style なにげない 憂鬱 Wunderschon Mein Herr踊りは お好きかしらAuf Wiedersehn Mein Herr運命(さだめ)は変えられない 誰に…

  • 永遠の1/2 – 石川セリ

    タイプライターが笑う 海辺のテラス一行ずつ交代に 詩(ポエム)を綴るあなたは誰よりも大好きな他人 約束は ひとりごと愛したら 眩しげに 時を重ねるだけ求めても永遠に幸せは 二人から1/2の場所 台風が過ぎた後の光のように退屈を素敵にする あなたの気配シェリーを甘くする特別な他人 分かり合うなんて 嘘恋したら お互いの輝きを比べる願っても 届かない二人には永遠に 1/2がある 約束は ひとりごと愛し…

  • Moonlight Surfer – 石川セリ

    潮の香りに 包まれながらいつもあなたと 波乗り気取りすべって落ちた あなたを笑いこずかれたのも 昨日のようね夜の海が好きだった わたしのためにいつも連れだしてくれたあなたは月夜の 素敵なサーファーoh! Surfer in the moonlight moonlight moonlightSurfer in the moonlight moonlight moonlightSurfer in th…

  • 八月の濡れた砂 – 石川セリ

    あたしの海を まっ赤に染めて夕陽が血潮を 流しているのあの夏の光と影は どこへ行ってしまったの悲しみさえも 焼きつくされたあたしの夏は あしたもつづく 打ち上げられた ヨットのようにいつかは愛も 朽ちるものなのねあの夏の光と影は どこへ行ってしまったの想い出さえも 残しはしないあたしの夏は あしたもつづく あの夏の光と影はどこへ行ってしまったの想い出さえも 残しはしないあたしの夏は あしたもつづく…

  • みつめる夜 – 石川セリ

    音をたててる 指輪と指輪みつめる夜に 言葉はとけて ああ星が ああ恋が ああ降ってくるいつも 私の欲しいものは夜の空から降ってくる 小窓を開けて 胸をひらいてfavorite thing always fall down from sky小さな嘘も 心がおどるfavorite thing always fall down from sky アクアでパヒュームで満たされていくいつも 私の欲しいものは…

  • ひまわり – 石川セリ

    お日様隠して 私のひまわりあなたの光で 私をかくしてさよなら夏の日 季節が変わればすべては過ぎゆくラ・ヴィ・サンバ ラ・ヴィ・サンバ かなたに沈む夕日 明日も今日と同じ 儚い いくつも波を越え 会いにゆけば岸へ戻る魚のように お日様隠して 私のひまわりあなたの光で 人生をかくしてさよなら夏の日 季節が変わればすべては過ぎゆくラ・ヴィ・サンバ ラ・ヴィ・サンバ 過ぎない時間は無いとわかってても終わら…

  • 大人のカボチャ – 石川セリ

    魔女から逃げられたって 魔法から逃げられないあなたのこと好きだから 追いかけてくるのよ ケムリにされたって 息を止めて チャチャチャ★アダサクラメント アダサクラメントかなわぬ魔法はない マジョリカにとじ籠もって ああ 死ぬまで赤くなってああ 虎に食べられたってああ 死ぬまで会えなくたって アダサクラメント アダサクラメントかなわぬ魔法はない オトナノカボチャ マダミヌカボチャ ハヤクハヤクオトナ…

  • とぎれた記憶 – 石川セリ

    ゴブラン織りの小箱を そっと開けたら壊れた時計と ナイフが 静かに眠ってるまた 夏が来るの 錆びたシャンソン流して 瞳(め)を閉じれば灼けた砂に涙こぼし 少女がふるえてるバカンスが過ぎて 突然 あなたから さよならを言われ倒れそうだった……そこから とぎれた記憶 待っている女性(ひと)がいること 知っていたけど恋に終わりがあるなんて 知らなかった私ひびわれたハート まぶしかった夏を 汚したくなくて…

  • 風と踊る – 石川セリ

    猫を型どった仮面 はずしたら舞踏会は 終った贈られた 赤い靴やっぱり うまく踊れない 自分愛すまで 誰も愛せないだから私は私渡された 恋文は素敵だけど 破る 生きているうちは みんな迷い人 からだ重ねても 心はまらない悲しい 恋のパズルそれでいい……靴を脱ぎ少し風と踊る ひらく地図がない 帰る家がないきょうも 摩天楼ジプシー流れ星 追いかけてひとり 夜を 歩く 夢の似顔絵は 彼と似ていたの からだ…

  • コロニー – 石川セリ

    あの日 名前をなくしたから誰ひとり私をさがせない 波と戯れれば光は掌に運命を運ぶ 男と女の物語うたうように遥かな海はまた色を変える はじめも終りもない我が儘な時に抱かれて目を閉じる 風に吹かれる白いドレスパラソルをくるくると回す 空の色を写すプールに散り落ちた花びらの様に せつなく甘い崩れゆく果実のような華やぐ夜を幻にかえた 微笑うかべながら歩きだす忘れ去られてゆく しあわせ La la la………

Back to top button