石井里佳

鎮恋歌 – 石井里佳

百年の湖(うみ)の底
錆びた錨(いかり)は藻にからまって
叫んでも喘(あえ)いでも
声は砂に吸い込まれてく

空回りのカラ返事など
沖のあぶくとなって
でも 愛し方なんて 教わっちゃいないのよ

あばよ ぽろりぽろぽろとこぼれる
息も出来ぬ恋に
波よ 引き裂かれてしまいそうな
この身を 沈めて 沈めて

哀しみのペンダント
赤い髪の少女が見てる
お願いよ その手を、ね
入れてみてよ 私の心に

冷たいのがお宝で そう
温かいのが なぜか 厄介モノなのよね
笑える話でしょ

あばよ ふらりふらふらと彷徨う
目隠しした恋に
波よ 引き裂かれてしまいそうな
この身を 沈めて

愛してくれますか?

夜よ 泣いてぽろぽろとこぼれる
息も出来ぬ恋に
波よ 引き裂かれてしまいそうな この身を

あばよ ふらりふらふらと彷徨う
目隠しした恋に
波よ 引き裂かれてしまいそうな
この身を 沈めて 沈めて

Leave me alone, Deep in the sea

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