眩暈SIREN

image_____(TV SIZE LONG VER.) – 眩暈SIREN

追い込んでいたつもりで いつも影だけを踏まされている
開け放たれたドアに痕だけ残して 幻は消えてしまった

何を壊し何を守る 偽装された秩序も息を殺して
次の駒が動き出す時を 待っているんだろう

喪失と脅迫めいた常識が網を結んで
織り込んだ真相の糸は絡め取られてしまう
目を逸らさないで

不安に耐えきれなくなった心象の果て 見透かさないでくれ
心が剥がれて色付いた もう疑惑の花が開いて

世界を溶かして 失っていく 壊されていく
穏やかな傷さえ 忘れて引き金を引くだろう?

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クオリア – 眩暈SIREN

何も言わなければ良かった向き合うだけ互いを擦り減らすそうやって遠くへ突き放してった再生を願って次の場所を探しては求める方が身勝手とどちらから先に手を離してく解り

夕立ち – 眩暈SIREN

人通りをさけて暗がりを歩く 袖幕の裏で息を潜めてる取り繕う表面上と裏腹な本音は 千切れそうな自制の悲鳴だ此処で手招きをして踊る舞台に 宙吊りのままで揺れる影もこ

滲む錆色 – 眩暈SIREN

「汚れてしまえ」と鉄を噛むよう 瓦礫の海に溺れた息を止めても 不信感が染み付いた跡は乾かないいくら拭おうと足掻いても濡れた傷は滲んでしまうばかり塵の山にも花は咲

九月一日 – 眩暈SIREN

悲しさなんて感じなければいい傷付くことで傷付け望むほど何処か歪んでいくいつかこの冷たさに身体を沈めて虚像を塗した感情はまだより一層脈打つ孤独を知ったのは通り過ぎ

紫陽花 – 眩暈SIREN

過去に囚われた陰鬱な影と背中に突き立つ失敗の跡何か一つ零してしまってはもう後が無いと急かす言葉達どれもこれも全部良く見える他人の生と自分の生 見比べてマシかどう

image_____ – 眩暈SIREN

追い込んでいたつもりでいつも影だけを踏まされている開け放たれたドアに痕だけ残して幻は消えてしまった何を壊し何を守る偽装された秩序も息を殺して次の駒が動き出す時を

Gerbera – 眩暈SIREN

白い希望を纏って 淡い夢を語った 美しい君を見ていた黒い苦悩を纏って(Well, I`m alone there now…)微笑みをなくした(Please fo

群青 – 眩暈SIREN

薄明かりに差す影を崩さないように囲った何度も揺れて脆く消え去ってしまいそうだ頬に吹く風も 空の黒も何処かでいつも苦しく感じていた日々は長いようで一瞬だとこの身に

蒼彩 – 眩暈SIREN

離した手に熱の残滓がまだ消えない手繰り寄せても宙を掻いた静かな空背中を丸めて歩いてる今日が明日も明後日も肩に張り付いて気安く日々を浪費して楽な方へ誰も責めはしな

不可逆的な命の肖像 – 眩暈SIREN

事象と証明が明け渡された未来に嘘は潜って壊されないように世界を隠蔽した流転する構想 次第に躊躇わず堕ちていっては底でまた葛藤と向き合って血溜まりの中で最後に立っ

結末は日暮れの矛盾 – 眩暈SIREN

少し先を歩く影が日没に合わせて伸びる狭い部屋に自責と同居駄目さを反芻している遠くにいるからこそ酷く思えるのも近くて嫌になってしまうのも全てとは言わないけれど自分

霧雨の降る場所 – 眩暈SIREN

透明で埋め尽くした道濡れた靴で歩いていく太陽を遮った灰色の雲人の体温が嫌いだった言葉にも血が流れているみたいだどうして 誰かを想像している水溜りの上に沢山の僕等

雨垂れに溶ける – 眩暈SIREN

降り注ぐ透明な一つ落として拭いきれない痕 浸された頬辿った気取られないよう溢す息を止めて暖かい時間だけを手繰り寄せても流れる優しさが本音を歪めるなら柔らかな今で

アザヤカナ – 眩暈SIREN

積み上げた理想から遠ざかる様に沈んでも浮き上がる迷いは何かを得るために何かを失ったこといつか報われるはずだと信じて生きてきたけど流れ出した後悔と自責にまみれては

斜影 – 眩暈SIREN

影に汚された余白を撫でていた人混みの残滓に浮かんだ傘に降り注ぐ声の無い嗚咽を聞いていたんだ頬に刻まれた跡 絶え間なく流されていた喪失吐く 流す昨日は誰のよう冷た

23:59 – 眩暈SIREN

目に見えない網にかかってるようだ聞こえていた季節の声も消えた微睡みの中息を吸ってまだ来ない朝の色を揺らした今日が無限に続けば近くにいたくなくて無駄だと知ったあり

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