真咲よう子

宗右衛門町ブルース – 真咲よう子

きっと来てねと 泣いていた
かわいあの娘(こ)は うぶなのか
なぜに泣かすか 宗右衛門町よ
さよならさよなら また来る日まで
涙をふいて さようなら

街のネオンも 消えてゆく
うぶなあの娘も 消えてゆく
なぜかさびしい 宗右衛門町よ
さよならさよなら うしろ姿も
夜霧にぬれて さみしそう

いちょう並木に 春が来る
君にも来るよ 幸せが
なぜかかなしい 宗右衛門町よ
さよならさよなら もう一度だけ
明るい笑顔を みせとくれ

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一筆まいらせ候 – 真咲よう子

逢いたくて死にそうよ 思いの丈を一筆 あなたに まいらせ候夜ながのこの秋が わたしを焦(じ)らしますもう これ以上 待てませぬどなたに移り気 されたのですか…単

名古屋のひとよ – 真咲よう子

誰を待つのか 涼しい顔で白いパラソル くるくるまわし納屋橋あたり 絵になるあなた声をかけようか 誘おうか…緑もえたつ 名古屋の街はうまれたばかりの 光のシャワー

露草 – 真咲よう子

夜の暗さに つまずきながら迷い続けた ひとり道寒いこころに 点(とも)してくれた夢の灯火(あかり)が 道しるべ露草 露草 今日からはお前の愛の 露に咲く指に触れ

越前 雪の宿 – 真咲よう子

竹がはじけて 雪がちる胸が泣きます しくしくとつらい つらいの どうすりゃいいの思い切れずに また一夜明かす越前 恋の宿そっとあなたの 手を握り熱い私の 胸にお

秋桜の宿 – 真咲よう子

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雪舞い橋 – 真咲よう子

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女の港町 – 真咲よう子

ふたりで暮らした あの部屋は汽笛が聞こえる 坂の町逢いたいわ 逢いたいわこんな夕暮れは…ふたつ躰が あったらとためいき残して 消えた人波止場の小雨に 泣きぬれて

名古屋ブルース – 真咲よう子

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箱根 おんな宿 – 真咲よう子

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お別れ波止場 – 真咲よう子

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哀愁・嵯峨野路 – 真咲よう子

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あじさいの雨 – 真咲よう子

雨に滲んだ 街灯り泣いているよに ゆれてますもっとやさしく 尽していたら二人に別れは ないのでしょうか雨 雨 雨が雨が降り続くあなたに逢えなく なってからあじさ

忍野八海かくれ里 – 真咲よう子

初めての旅だから とても嬉しいの一緒にいられる そのことが茅葺(かやぶ)き民家と 鏡のような水面(みなも)に映った 逆さ富士忍野八海…風もやさしい かくれ里悲し

花をおまえに – 真咲よう子

空に浮かんだ 小さな雲は虹を引き寄せ 流れゆく同じ名前(みょうじ)に なれないけれど黙って後から ついて来るやがて大きく 咲かせた花に倖せのせて おまえに送る雨

愛愁 – 真咲よう子

愛を断ち切る 夜汽車から町の灯りが 消えゆく一人ぼっちの 胸を濡らして熱い涙が あふれる窓に浮かぶ あなたの顔あの日のように やさしいもう一度 凍るからだ抱きし

世紀を越えて~Keep on Shining~ – 真咲よう子

もうすぐ夜が明けるオレンジ色のベールまとい地球いっぱい 太陽が風の口笛 はこんでくる誰もが 今日一日幸せであるようにさぁ 目覚めよう 新しい朝だいま始まる 希望

北の砂丘 – 真咲よう子

行く先も 告げないで北の砂丘に ひとり来た振り向いた 足跡は今も恋しい 涙です「あなたもう 別れましょう」わたしもう 疲れたのあの胸に 二度と帰らない風が哭(な

不知火恋歌 – 真咲よう子

恋に死ねたら この八代海(うみ)の夫婦(めおと)蛍に ふたりはなれるそんな悲しい 伝説を私に教えて くれたひと逢いたかねぇ あん男(ひと)に涙でるほど 逢いたか

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鏡開きの しぶきの虹に咲いて嬉しい 花の宴めでたいね めでたいね今日の門出の はなむけに唄う自慢の ひと節は祝い盃 さあ…… お手拍子惚れてなァ 惚れぬくなら明

化粧坂 – 真咲よう子

ふたりで訪ねたこの街はあなたと私のかくれ里誰にも言えない恋ひとつ赤い風鈴揺れてます“すずめのお宿はどこですか知らぬお方のやさしさよ”命かけて愛をつらぬく女です紅

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