真咲よう子

  • 雨のアカシヤ – 真咲よう子

    雨降る夜に 暖簾を出して夜中に落とす 化粧の香りあなたを待って もう二年好きなお酒も ここにある雨よ降れ もっと降れ そして連れて来いわたしは 夜に咲く 雨のアカシヤ 着物がいいと やさしく抱かれボトルの名前を なぞってみたのかんざし解(と)いた あの夜は帯に広がる 雨の跡雨に咲け もっと咲け そして夢に咲けわたしは 夜に咲く 雨のアカシヤ 窓辺を叩く 激しい雨にふらりと帰る 気がしているのあなた…

  • 片恋川 – 真咲よう子

    この恋を 捨てに来た涙と一緒に この川へあなたの言葉 信じてた世間がなんと 言おうともおんなの未練を 断ち切る為に二度と渡れぬ 片恋川よ この命 掛けたのにはかなく砕けた 恋ごころ川面に揺れる 笑い顔あの日の事は 忘れないおんなの未練を 断ち切る為に二度と帰れぬ 片恋川よ この髪の 残り香は二人で過ごした 恋ごよみ夜店で買った 簪(かんざし)を思いと共に 投げ捨てておんなの未練を 断ち切る為に二度…

  • 遠い思い出 – 真咲よう子

    遠い記憶の 初恋は告げられなかった 淡い思い出並んで座った 砂浜で波音だけが 聞こえてた…好きだった 好きだった あの人をいま頃 何をしてますか 町に旅立つ 桟橋で涙を隠して 手を振る私「元気でいろよ」と 叫んでたフェリーのデッキが 遠くなる…好きだった 好きだった あの人をいま頃 何をしてますか 夕日に染まった 砂浜に二人で聞いてた 波音が…好きだった 好きだった あの人を今でも聞こえる あなた…

  • 白河慕情 – 真咲よう子

    ふたりで差した 恋傘(こいがさ)あずけひとりで辿(たど)る 南湖(なんこ)のほとり気が付きゃ肩に 未練の雨がつらい心を 締めつける明日(あした)の夢が あしたの夢が波間に消える… 白河慕情(しらかわぼじょう) あの日を思い 元湯の甲子(かし)に消えては浮かぶ あなたの声が枕を濡らす 涙の露(つゆ)が頬に広がる 冷えさせるおぼろの月も おぼろの月も宿から見える… 白河慕情 破れた恋の 傷あと疼(うず…

  • 恋つばめ – 真咲よう子

    春を待たずに 冬の海峡いのちを賭けて 渡って来たの逢いたくて 逢いたくて いますぐ逢いたくて世間が何を 言ったとしてもあなたの言葉 信じていくわわたし一途な 恋つばめ もしもあの時 出会わなければ温もり今も わかりはしない逢いたくて 逢いたくて いますぐ逢いたくてどんなに辛く なったとしてもあなたが居れば 堪(こら)えていけるわたし一途な 恋つばめ 雨に濡れても 風が吹いても夢見る明日を 信じて飛…

  • 宗右衛門町ブルース – 真咲よう子

    きっと来てねと 泣いていたかわいあの娘(こ)は うぶなのかなぜに泣かすか 宗右衛門町よさよならさよなら また来る日まで涙をふいて さようなら 街のネオンも 消えてゆくうぶなあの娘も 消えてゆくなぜかさびしい 宗右衛門町よさよならさよなら うしろ姿も夜霧にぬれて さみしそう いちょう並木に 春が来る君にも来るよ 幸せがなぜかかなしい 宗右衛門町よさよならさよなら もう一度だけ明るい笑顔を みせとくれ…

  • 晩秋ひとり旅 – 真咲よう子

    あなたは何処に いるのでしょうか芯から尽くした 人でした実らぬ愛の 切ない思い今でも胸を 締めつける…無人の駅に たたずみながら寒さ堪える 晩秋ひとり旅 列車の窓に 雲間の月があの日の微笑み 思い出す震えるほどに やさしい言葉温もり残る くちびるが…戻れぬ時間(とき)を 恨んでみても頬に涙の 晩秋ひとり旅 荷物はひとつ 思い出詰めてあてない旅路の 街灯り心の糸は ほつれたままで終着駅は まだ遠い……

  • 酔月情話 – 真咲よう子

    信じていました 来て下さると目元(めもと)うるうる 川になるどうぞ叱(しか)って その胸であなたを慕(した)う 女のこころ火のみち踏んでも 増(ま)すばかり月も人恋(こ)う 酔月(よいづき)情話 お酒を含(ふく)んで あなたに移(うつ)す裾(すそ)に乱れる 緋(ひ)ぢりめん肌(はだ)をころがる 露(つゆ)の玉あなたの指で はじかれましょうこの世の外へと つれてって月も濡(ぬ)れます 酔月(よいづき…

  • 女の川 – 真咲よう子

    誰が捨てたか 水面にゆれる都忘れの 花はむらさきまるで私を 見ているようでふいに涙が あふれてきます愛しながらも 別れて来たがつのる未練の…つのる未練のひとり旅…夕日に染まる 橋にたたずみあなた呼んでる 女の川よ 汽車をおりたら もう秋でした肩を抱かれて 聞いた鐘の音(ね)そんな想い出 探して歩く枯葉舞い散る 寺町通り恋はいつでも 別れたあとで弱い私を…弱い私を泣かせるの…面影ばかり 浮かぶ星空あ…

  • 紅葉川 – 真咲よう子

    好きで添えない あなたならいのち燃やして 別れたい悪い女ね ああ・・・最後まで・・・忍ぶ恋とは 知りながら淡く咲けない 紅葉川 酔ったふりして 帯とけばみれん雨ふる いで湯宿眠れないのよ ああ・・・つらいのよ・・・抱いて下さい しっかりと燃えて乱れる紅葉川 たたむ浴衣に散り染めた夢のなごりか口紅の花涙かくして ああ・・・いたいのに・・・これであなたを見おさめの朝が泣かせる 紅葉川 人気の新着歌詞 …

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