真っ白なキャンバス

  • Ray – 真っ白なキャンバス

    去れば今も美しいなんて気楽な馬鹿になれやしない 叶わない理想なら逃げる姑息なやつになりたくない 透明な明日も 真っ白な今日も捨てきれない昨日に咽(の)まれてしまう 現実は既に迷妄(めいもう)に落ちて感情を粧し私は歌って 何もかも幻想と化すこの陰を照らせ 明かせ 全て白に染めて 正解なんて無いけれど間違いだって無いから 何者にもなれない仇花(あだはな)の生きる意味を 理由を綴らせて 世界に満ちた空白…

  • 朝露草 – 真っ白なキャンバス

    窓から 差し込む燦然の 光と涙の 朝露草(あさつゆくさ)二枚 花びら揺れる あの時の音色が 甘く溶け出してく遠い時を行(ゆ)く 煌めいた星と同じ空を見て 時を辿ろう きっとね 雨が止んだら 澄み渡ったらわかるはずだよもくもくもね ビリビリもね 全部溶けてやさしい僕に なれるよねえまたね 雨が降っても 見えなくても思い出すよ ずっと君の声が 君の歌が 僕にはまだ届かず散ってしまったんだあの日のように…

  • ルーザーガール – 真っ白なキャンバス

    あのね わたし ルーザーガールだって 開き直るしかないじゃん 劣等感だって悪くはない仕方がないけど今はね負けられないのよここで勝てなきゃもう人生 一生 止まって じゃあ、わたしに出来ることは何?じゃあ、わたしに出来ることは何? 誰か教えてそれじゃ駄目なの?って一生 劣等 ルーザーガール あの子みたいになりたくてあの子みたいになれなくて 楽しくて満たされてもういいやって終わるだけ最初ってそんなもんで…

  • 共に描く – 真っ白なキャンバス

    だんだん近づく放物線 ここから始まるんだ創造していくキャンバスに 虹がね見える気がするよ 大体のことはやったけど 今ひとつ届かなくて淡々と続く境界線 仕方ないと飲み込んだ想像もしない挑戦に 迷いは隠せないが堂々巡りを変えるため 一か八か飛び込んだ ほらもう止まれはしないんだよ 共に創(つく)る世界で違(たが)わぬもの見てみたいんだよ 共に描(えが)く 歌 簡単とみての挑戦は 痛いくらいのバツだった…

  • 闘う門には幸来たる – 真っ白なキャンバス

    勝てなくて 落ち込んで逃げていた 逃げていた自分から選んだのに 見失っていた 泣いてみた 叫んでみた争いは嫌いだと 個性とか自信とか分からなくなっていた 目の前の高い壁に 何度でもぶつかってその度に増えた傷は 心を突き動かす Oh yeah yeah yeah yeah yeah 最高のOh yeah yeah yeah yeah yeah ステージへOh yeah yeah yeah yeah …

  • 空色パズルピース – 真っ白なキャンバス

    君がくれた色に染まる世界で僕は歌うよ どこまでゆけばいいのか分からないまま空を見上げていたんだ遠い春それでも違う景色を望む翼が風を纏って浮き足立つ季節 あれから一瞬だって忘れはしない真っ白な想いと真っ青なメロディ混ぜて作った水色簡単だって口では言う君の言葉今なら分かりそうなんだ 降り積もる心の欠片を組み合わせて今空より大きな絵を君に見せたいんだ僕は歌うよ 静かに頷いてた足を踏み出せそれが全てだいつ…

  • いま踏み出せ夏 – 真っ白なキャンバス

    じめっと温(ぬる)い 風が通る空気ただ何もせず天井を眺めてる いまの僕が悩んでいること僕はこのまま何もできずに終わるのか? 夏の風が僕の心を連れていくんだ いま踏み出せ夏言葉はいらないの ねえ前のめり倒れたら進むんだ いま踏み出せ僕誰かに否定されても怖がらずハッタリかますんだ いまがその時だ ステージは夏なんだ 時計の針 いつもより遅くて温くなったジュース片手に眺めてた いまの僕は誰かの所為(せい…

  • レガシー – 真っ白なキャンバス

    行け残したいレガシー あの子にはジェラシー悩んでちゃ結構台無し 腐らずにここにいることある意味奇跡みたいだってやめる理由なら何度も私のドアをノックしてきたけどそんなもん NOですよ お帰りになって グッバイ誰しも あの子も いつも何かにさよならしながら戦ってるのかな 行け残したいレガシー あの子にはジェラシー悩んでちゃ結構台無し奇跡が起こる途中に立ってる 今なぁ 思いだせ 思いだせよ 夢を交わした…

  • オーバーセンシティブ – 真っ白なキャンバス

    天才とか凡人とかそんな次元じゃない捨てた方がいいよ欠陥品同等さ他愛も無い会話だって全部自慢みたいだいいな、なんて思ってすぐ振り払う どうせ何をしても私なんて意味を成せない要らない子だ 今日も見上げては触れる劣等感キリがないほどずっと混迷した自己嫌悪どうしたら抜け出せる?怪物みたいな牙を出して私を引き裂くの身を守る術なんて見失ったオーバーセンシティブ 賞賛とかお世辞とかそんな高等な口上は醜いコイツの…

  • Replica – 真っ白なキャンバス

    求められるんだ 今ない自分をそんなのあるわけない日々募る不安が胸を締めつけてくこれが望む場所なのと 帰りたい 帰れない声も出な嫌 変わりゆく心に溢れ出す先に待つあなたの言葉が夜を抜け光へ繋がる場所を探している永遠に本物になれない自分がたまらなく嫌いになるんだこれまでの道のり全てが灰に見えるくらい暗がりが私を誘いかける怪しい声で手を招く 何もなかった自分がやっと手にしたものは予想と大きく違っていた掴…

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