白竜

桜が燃える夜 – 白竜

この夜が 最後になると
君はまだ 知らない
抱くたびに 溶かした愛が
せつなさに 濡れても

何度も夢みて 何度も泣かせた
これ以上君を 迷わせちゃいけない

妖しく 夜桜が燃える
胸を焦がす 火の様に
悲しい 恋はなぜ人を
愚かなほど 狂わせるのか

朧月(おぼろづき) 照らした君の
唇が 愛しい

月日が過ぎても 消せない想いは
春が来るたびに 花を咲かせるだろう

激しく 夜桜が燃える
闇に愛を 焼き付けて
二人が ささやいた秘密
心深く 今沈めよう

妖しく 夜桜が燃える
胸を焦がす 火の様に
悲しい 恋はなぜ人を
愚かなほど 狂わせるのか

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