白竜

天国経由地獄 – 白竜

月が溶けてゆく頃
あなたとまどろみながら
淫らな天使に
生まれ変わる夢見てる

その素肌はまるで蜘蛛の糸
そっと腕に抱くたび
心は絡まり
もう逃れられない

いま 天国経由地獄へ
運命をつれて旅をする
あなたとなら 愛せるなら
いっそすべてを失くすまで

最後に流れた星
未来を暗示するようさ
まぶたの裏側
煌めき残して消える

誰も救けてくれなくていい
何もわかりたくない
あなたの吐息に
つつまれ眠るだけ

いま 天国経由地獄へ
女神に抱かれ堕ちてゆく
悲しみさえ やましささえ
きっとこの恋奪えない

いま 天国経由地獄へ
運命をつれて旅をする
あなたとなら 愛せるなら
いっそすべてを失くすまで

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