白竜

ノーヴェンバー・レイン – 白竜

ぬれていた ほどう
打ちよせる雨
涙をぬぐって
泣いてる 微笑(ほほえみ)
みるのはつらいけど

ひと雨ごとに
寒さはつのる
終わりの時さ
愛にしがみつけばよかったのか
二人 どこへいくんだろう
愛を ふかめるごとに
俺たち どこへいくんだろう
痛みは つのっていく
抱きとめるコートさえなく
冷たく降りかかる ノーヴェンバー・レイン

雲はゆく はやく
愛のかたわらを
わすれはしない
精一杯 二人生きてきたけど

出会ったあつい
夏が恋しい
今も きれいさ
君とくらべる女(ひと)などいはしない
二人 どこへいくんだろう
痛み ふかまるごとに
俺たち どこへいくんだろう
愛は つのっていく
雨雲はきえても
つらい傷あとは のこる ノーヴェンバー・レイン

バスが横切り
ほほえんだ君が
胸にかけてくる
でもそれは夢
うかれた街に背をむけ
去る君がいるだけ
二人 どこへいくんだろう
愛を ふかめるごとに
俺たち どこへいくんだろう
痛みは つのっていく
抱きしめる夏の秘密
今夜も降りかかる ノーヴェンバー・レイン

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