白石涼子

ゆらゆらと満月 – 白石涼子

なぜ 痛みに似た優しさのしずく
胸に降りてくる
もうそばにいない あなたの笑顔を
思い出すたびに

逢いたくて だけど逢えなくて
この気持ち どんなふうに
ねぇ呼べばいいの

窓辺を飾る ゆらゆらと満月
きっといま同じ空をあなたも見ているの
宇宙の水面 ひそやかに揺らして
まぶしくてせつない日々
心に連れてくる Moonlight

また闇にまぎれ 意地悪な人は
夢で逢いにくる
ただ一度ふれたその手のぬくもり
忘れさせないの

逢いたくて そっと聞きたくて
感じてる この想いは
ねぇ同じなの

あなたのように ゆらゆらと満月
輝いた記憶だけを静かに残してく
光の波がえがきだすジオラマ
映してる瞳のなか
近くて遠いのは Moonlight

窓辺を飾る ゆらゆらと満月
きっといま同じ空をあなたも見ているの
宇宙の水面 ひそやかに揺らして
まぶしくてせつない日々
心に連れてくる Moonlight

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