白根一男

  • 夢あわせ – 白根一男

    おんなの夢が おとこならおとこの夢は 明日へ行く俺でよければ 一緒においで二人歩いた 迷い道これでいいのか これでいいのか俺とおまえの 夢あわせ 夢あわせ 流れる月日 とめられず青春はるか 風ばかり時によろけて 傷つきながら共に歩いた いばら道つらい時でも つらい時でも俺とおまえの 夢あわせ 夢あわせ 二つの夢を 合わせたら重ねる想い 明日へ行く数えきれない 苦労の数が二人おんなじ ひとつ道生きて…

  • 面影いずこ – 白根一男

    想い出は 想い出は 風のささやきよふるさとの森に林に ああ去りやらぬ乙女の夢 はるかなる夢 悲し今宵も風のささやきに ふと偲(しの)ぶ君のほほえみ ああ君よ 面影いずこ 想い出は 想い出は 星のためいきよふるさとに人はうつれど ああ消えやらぬこのともしび 残るともしび 淋し今宵も星のためいきに ふと仰ぐ山のいただき ああ君よ 面影いずこ あの風も この星も 遠き想い出よ君呼べど君は答えず ああ散り…

  • 次男坊鴉 – 白根一男

    どこへ飛ぶのか 次男坊鴉笠にみぞれの 散る中をなまじ小粋(こいき)に 別れたせいか日光街道の 日光街道の灯(ひ)がうるむ 人が目をむく さむらいやくざお奉行さまから 賭場(とば)あらし泥溝(どぶ)の世界に 何故身を投げるわけはあの娘(こ)の わけはあの娘の瞳(め)に聞きな 恋が切ない 次男坊鴉逢(お)うて三年 三度笠なんの今更 旗本ぐらしどうせ半目(はんめ)と どうせ半目と出たものを 人気の新着歌…

  • 夕映えの時計台 – 白根一男

    夕映えの 丘の時計台鐘が鳴る 白い校舎よ過ぎし三年の 想い出を残して別れを 告げる今ああ 誰か知る 熱き涙を 風かほる 楡の並木路に流れくる 若き歌声肩を互いに 組み合って見交わす瞳も今日かぎりああ 忘れじの 楽し三年よ なつかしの 優しほほえみよいつの日か またの逢う日は明日は都に 君はゆきこの身は故郷に ひとり行くああ さようなら 丘よ校舎よ 人気の新着歌詞 男の純情詩集 – 白根…

  • はたちの詩集 – 白根一男

    花の命の 短さを初めて知った 哀しさに青いインクも 滲(にじ)んでるめくれば はらはら涙こぼれる はたちの詩集 初恋!! なんてさびしい言葉なんだろう。あの娘はとうとう俺から離れて遠い、遠い所へ行ってしまった。このままもう逢えないようなそんな気がしてならないんだ。長いまつ毛、可愛い唇(くちびる)……思い出すのはよそう、初恋なんて、どうせ、どうせこんなものなんだよ。 白い野菊の 押し花も昔の歌を 誘…

  • 母恋椿 – 白根一男

    夢の古巣に 待つものは昔恋しい 山と河お母さん お母さん呼んで見たとて 泣いたとて母は帰らぬ 空の星 ひと目逢いたい 母さんは今じゃこの世の 人じゃないお母さん お母さん情あふれる 白椿僕を残して なぜ散った 風が身に沁む ふるさとはつきぬなげきの 星月夜お母さん お母さんやさし面影 胸に抱き明日もつづける 歌の旅 人気の新着歌詞 男の純情詩集 – 白根一男 見果てぬ夢の 灯りのように…

  • 宮古島夜曲 – 白根一男

    千鳥なぜ鳴く 月の浜伊良部通いの 船が行く誰を待つやら誰を待つやら 島の灯(ひ)が波にくだけて すすりなく 宮古乙女の 黒髪はもえてかがやく 彼(か)の瞳恋の灯(ともしび)恋の灯 胸に抱きあつい情で 君を待つ 島のみさきの 灯台は港平良(ひらら)に 船を呼ぶ波のしぶきに波のしぶきに 消えて行く月の浜辺で 鳴くちどり 人気の新着歌詞 男の純情詩集 – 白根一男 見果てぬ夢の 灯りのように…

  • 幸福になりなよ – 白根一男

    逢いたかったよ 風の噂を聞くたび胸を いためてた少しやつれた みたいだがきれいになったね 昔より髪に小指を からませる可愛いしぐさも 同じだね 独り暮しか 今もお前はいい人早く みつけなよ俺のことなら 気にするなお前がつくった 水割りを飲めば浮かぶよ しみじみとままごとみたいな 遠い日が 無理をするなよ 細いこの肩涙で二度と 濡らすなよ夢は女の 道しるべおぼれちゃだめだよ 深酒にいつも何処かで 祈…

  • 雪割り酒 – 白根一男

    窓の根雪(ねゆき)を グラスに掬(すく)い雪割り酒だと 割って呑むお前を忘れる つもりで来たがいつでも未練が 先回り北のさいはて旅路の果ての旅路の果ての港の酒場 男次第で 最後は決まる女のしあわせ 不しあわせ明日なき夢なき 気ままな俺がどうしてやれよう やすらぎを逢っちゃならぬとこころに誓うこころに誓う港の酒場 呑めば呑むほど 雪割り酒は心が冷(さ)めてく なみだ酒俺ならいいから しあわせ連れてお…

  • 男のろまん – 白根一男

    この手をはなしたら もう逢えないと背中をふるわせ 泣いてたお前別れた時の この道に今も浮かぶよ 影法師つのる思いの 男のろまん 男のわがままで 苦労をかけたそれでもだまって ほほえむお前あの日の夢も 今は消え風のうわさを おいかける酒でまぎらす 男のろまん どこかでひっそりと 暮らしてるなら倖せさがせよ やさしいお前別れて知った 本当の愛の深さに また泣けるつのる思いの 男のろまん 人気の新着歌詞…

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