僕とあなたの化学式 – 白川基(杉山紀彰)

試験管の中で交わった
いつもの光景と僕の瞳は
どこか落ち着かない化学反応をしてる
あなたが隣に居るから…？

分解してしまいそうで　だけど悟られたくなくて
前髪で顔を隠した
僕のたいせつなもの
ずっと変わらなかったけれども
少しだけ　光輝いて見えた

出会う度あなたのこと　思い出してしまうこの今を
『恋している』と呼べますか？
話す度あなたのこと　もっと知りたいと思うこと
『好き』だと証明できますか？

もし今より勇気があるなら、
少しでも何かを伝えられたら。
そう思った話もあなたは首を傾げて
可笑しいねと笑うばかり

謎めいた『想い』という気体　どこまでも昇っていった
ため息も届かないほど
化学じゃ説明さえ出来ないかもしれない
僕のまだ知らない　そんな日が待ってるなら

いつかあなたへ伝えよう　いつの日かあなたへ届けよう
『今』という僕らしい言葉
空へと消えたはずの　想いが降り注ぎ出す頃
僕らは手を繋げていますか？

出会う度あなたのこと　思い出してしまうこの今を
『恋している』と呼べますか？
話す度あなたのこと　もっと知りたいと思うこと
『好き』だと証明できますか？

いつかあなたへ伝えよう　いつの日かあなたへ届けよう
『今』という僕らしい言葉
空へと消えたはずの　想いが降り注ぎ出す頃
僕らは手を繋げていますか？