畑亜貴

  • 毀レ世カイ終ワレ – 畑亜貴

    私以上の孤独は この世にないって解ったそれでもまだ希望を持ってるのは何故だろう 痛いんだね 毀された思い出は何度も何度も裏切られるけど信じていいんだよ 生きてたいなら 信じたって無駄でもね 私以上の孤独は この世にないって解ったそれでもまだ希望を持ってるのは 笑っちゃうけど習慣みたいなもの 気休めだってことかな もはやこれまで?世カイ終ワレ。 待ってる 待ってない 待ってたんだ正気だよこれでもね …

  • 千本千女の刃毬唄 – 畑亜貴

    あどけなさは童女の 手毬に込めた挨拶銀の糸から辿る惨き日々 死に至る夢を持ち 諦めかけた魂金を飲んでもいざ耀けぬかな ひとつひとをあやめ見誤い嵐の如く狂える旨 まだ遠い なお遠い永遠は永久(とこしえ)に届かない場所 阿修羅 修羅の住む夜風断ち切る瞬間を花手向ける地の蔭に千の墓標 しどけなさを欠いても 竹が撓(しな)るよ閨(ねや)にて白の装束着けて冥府へと 死に至る熱情で 燃やし尽くせ俗の美酒黒き姿…

  • イバラ・ティアラ – 畑亜貴

    変わりたくない(さわらないで)未来がこわい(ゆらさないで)愛さないで… 昨日に抱かれて啼く 君がいとしくて会えない静かな夜耐えてる?私を呼べばいい 「とめてとめて 痛みとめて」君の叫び聞こえたんだ知らないふりはできない濡れたままの瞳ずるい ずるいよゆるゆると心を溶かす 守りたいのに芯まで刺さる夢仕立てのイバラ・ティアラが運命縛る「こわれそうよ…」 焼かれた手紙たち飛ぶ 君に辿り着け乱れた空にはまだ…

  • 不可侵 – 畑亜貴

    逢う度に心には場所が出来る不可侵の「入れないわ」自分でも自分に入れない 憶えたり教えたりするのは苦手ただ貴方には綺麗な気持ちでいたいだけ 始まると答えは終わりへ駆け抜けた立ち止まれ一人で絶望引き受けて 逢う度に心には場所が出来る不可侵の「入れないわ」自分でも自分に入れない 引き換えに得た物は狂おしくも不可侵の空洞の中ふたりきり自分も入れない わかるけどこのまま全部を忘れてただ貴方から良く似た気持ち…

  • 虚と無と知と非の境界線 – 畑亜貴

    虚と無と知と非の境界線 なんだかへる へってるのはなんなんだろう いったいなんだか減る 減ってるのはなんなんだろう しんぱいなんだか減る 減ってるのは何なんだろう いったいなんだか減る 減ってるのは何なんだろう 心配 あったのに もうないその境目は どうなってるの? なんだか減る 減ってるのは何なんだろう 一体全体なんだか減る 減ってるのは何なんだろう 心配なんだか減る 減ってるのは何なんだろう …

  • 愛するひとよ真実は誓わずにいよう – 畑亜貴

    息が絶えても…真の魂を…愛するなら 信じるなら 求めるなら 捧げるなら息が絶えても…真の魂を…愛するなら 信じるなら 求めるなら 捧げるなら 救われたい 偽りから約束して 世界をください 抜けだしたい 偽りから約束して 世界をください 抜け出したい あなたはどう?些末な取り分 全てを捨てなさい 「全てを失っても 全てを失っても 全てを失っても」「あなたの炎がある あなたの炎がある ある」「望みが失…

  • 図書館ロケット – 畑亜貴

    図書館ロケット 世界を変えたいロケット図書館ロケット 行くぞ 行くぞ 歴史はどうだい? 伝説を届けるロケット(行くぞ 行くぞ 行くぞ 行くぞ)滅びる前の星たちを紐解くロケット(行くぞ 行くぞ 行くぞ 行くぞ)二度とつらい過ちなんて 起こさずに前向いて進みたいと願うひとへ宇宙の記録を届ける使命を持つロケット 図書館ロケット 歴史を乗せたロケット図書館ロケット 歴史を乗せたロケット 星の始まり 教えて…

  • 鰐と象の天国 – 畑亜貴

    君が見た時は 最後の刻だ自由だった日を胸にただ 前進 前進鰐は後をついて行った 傷はふさがれど 失った住処老いて夏に灼かれただ 衰弱 衰弱鰐はずっと怒っていた静けがちな森林から痛みに満ちた草原へいま一度 いま一度 声が聞きたい願わくば… 鰐と象の天国鰐と象の天国鰐と象の天国鰐と象の天国昔懐かしき 太陽の影で緑の王者の夢ただ 回想 回想鰐は象を待っていた 燃えて落ちる森林から渇き飢(かつ)える草原へ…

  • 阿鼻依れ叫喚(6) – 畑亜貴

    てん てん てまりてん てん てまり どこでしょう? 嗚呼 更に故に地獄などは恐れぬ故に尚に存えれば生き地獄 視ても 静か 誰もおらずい出よ 去れよ 命奪え死に絶えろ 太古に戻れば 忽ち渇くような意思より弱きが 人より勝る獣心 真っ赤な黒へと染まれ止まらぬ聖なる汚れ真っ赤な黒へと染まれ止まらぬ聖なる汚れ 阿鼻依れ阿鼻依れ阿鼻依れ叫喚阿鼻依れ阿鼻依れ阿鼻依れ叫喚阿鼻依れ阿鼻依れ阿鼻依れ叫喚阿鼻依れ阿…

  • 青空ボレロ – 畑亜貴

    あなたは私の世界を創ったひとなのまわる青空ボレロで未来を追いかけて ちいさな心が探していたの(会いたいと)恋より確かな 今のぬくもりを 指が熱いわ触れてないのに何故なんだろこわい?だってね、とめられないあふれる想いは あなた私の世界を創ったひとなのまわる青空ボレロで未来を追いかけてAh!どこまでも飛べそう好き…好き…好きって素敵! 涙は心に優しさの雲(抱きしめた)いつかはこ…

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