由紀さおり

あなたにとって – 由紀さおり

眠っている大地に絹のような優しい雨降れば
野花が芽を出す
あなたにとって雨でありたい

華やかな街並みは遷り変わってゆくけれど
山は静かに聳える
あなたにとって山でありたい

すみれ香るそよ風 甘い思い出を乗せて
忘れかけた夢をみる
あなたにとって風でありたい

凍てつく体を寄せ 焚き火に手をかざしたら
心までが熱くなる
あなたにとって炎でありたい

空に夕日の足跡 淡い光を見上げて
そっと手を握りしめる
あなたにとって
いつの時代も
あなたにとって愛でありたい

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ウィークエンド – 由紀さおり

金曜の午後 花屋に入り赤い薔薇つつむオトコに ひと目惚れ背は低いけど とてもお洒落さんきれいに咲かせたい恋土曜の朝は なんか落ち着かなくてミルクティーも あぁ 

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ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ – 由紀さおり

You'd be so nice to come home toYou'd be so nice いつも甘やかに腕広げたあなたが欲しい溶けそうな真夏の夜凍えそう

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恋はみじかい夢のようなものだけど女心は夢をみるのが好きなの夢のくちづけ夢の涙喜びも悲しみもみんな夢の中やさしい言葉で夢がはじまったのねいとしい人を夢でつかまえた

サバの女王 – 由紀さおり

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別れの朝 ふたりはさめた紅茶 のみほしさようならの くちづけわらいながら 交わした別れの朝 ふたりは白いドアを 開いて駅につづく 小径を何も言わず 歩いた言わな

どうぞこのまま – 由紀さおり

この確かな 時間だけが今の二人に 与えられた唯一の あかしなのですふれあうことの 喜びをあなたの ぬくもりに感じてそうして 生きているのですくもりガラスを 伝わ

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