由利あけみ

愛の赤十字 – 由利あけみ

白衣に君が印せるは
正義と愛の 赤十字
轟く砲火 その中で
情も熱く 看護する
勇士の 母の立ち姿

忠義の血もて 戦場の
曠野の草は 染めるとも
天幕(テント)に待つよ 白妙の
繃帯とりて 母(おや)鳥は
翼をひろげ 君を待つ

重傷(おもで)を負いし 勇士(つわもの)を
やさしく抱け 慈母(はは)のごと
腕(かいな)を伸べよ 仁愛の
泪にきっと よみがえる
烈々燃ゆる 大和魂

雄々しき 大和撫子が
かざすよ愛の 赤十字
名誉(ほまれ)を たてゝ傷つける
勇士の夢よ安かれと
戦地の月にひと雫

人気の新着歌詞

長崎物語 – 由利あけみ

赤い花なら 曼珠沙華阿蘭陀屋敷に 雨が降る濡れて泣いてる じゃがたらお春未練な出船の ああ鐘が鳴るララ鐘が鳴る坂の長崎 石畳南京煙火に 日が暮れてそぞろ恋しい 

人の気も知らないで – 由利あけみ

人の気も知らないで うわの空で煙草を輪に吹かして 私を泣かすばかり思いつめて君を責めりゃ 横を向いてしまうカルタの女王のように 寂しいシルエット人の気も知らない

熱海ブルース – 由利あけみ

昨日来た街 昨日来た街 今日また暮れてつきぬ情(おも)いの 湯けむりよ雨の匂いも やさしく甘く君は湯上り 春の顔宮を泣かした 宮を泣かした 横磯あたりおぼろ薄月

愛国六人娘 – 由利あけみ

燃え立つ血潮よ から紅に今日ぞ輝く 祖国の御旗銀のつばさに 彩りていざ征け若人 われらの戦士高鳴るつばさよ あの大空にひびく歓呼は 祖国の希望深き感謝に 送られ

Back to top button