生稲晃子

わたしだけのリバティー – 生稲晃子

仲間達とスキーなんて 気楽なものね
Ah 電話ひとつも かかってこない
浮気なんて 出来ない娘と安心しても
Ah 思い通りに いかないかもね
ほら 高いヒールを履けば
いつもの視界まで 生まれ変わる

ひとりきり 街を歩けば 気になる
誰か見てる 意識してる 爪先まで
ときめきで 確かめたいの自分を
危険なほど 素敵なはず
わたしだけのリバティー

交差点で男の子に 声かけられて
Ah 軽い態度に 傷つくばかり
ねぇ あなたが今も好きよ
ただ慣れ合うことが いやだったの

近すぎて 見えないことに気づいた
人の波に 肩を押され よろけるたび
さりげなく 守られてたね あなたに
なぜか少し せつなくなる
わたしだけのリバティー

ひとりきり いつものカフェで 頬づえ
縛られない 自由なんて 楽しくない
ときめきで 確かめたいの あなたを
心配して つなぎ止めて
わたしだけのリバティー

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