男 生きるに 飾りはいらぬ汗にまみれて 九十九道嶺は高いが 弛まず一歩苦労重ねて 積み上げて明日は極める 男 富士明日は極める 男 富士夢に すがれば 足場が崩れ意地も通さぬ 百曲がり嶺は雲突く 草木も生えぬ馬鹿を承知で 歩む道胸突き八丁 男 富士胸突き八丁 男 富士夏も 凍てつく あの山頂きは我慢通した 親父の背嶺は尖るが 裾野は丸い情け学んだ おふくろ似夜明けは間近だ 男 富士夜明けは間近だ 男 富士