犬神サアカス團

妄想天国 – 犬神サアカス團

右も左も他人地獄で
いつも誰かがあたしを邪魔してる
助け求めて泣いてみせろって
卑猥な口を歪め笑ってる

くだらない事ばかり

嗚呼もういいよ うつつに用は無し
嗚呼もういいよ ここは夢の世界

思いのままよ 妄想天国

服を脱がせて縄で縛って
あんなことこんなこともできる
邪魔する者は一人残らず
楽に殺さず真綿で首締める

素晴らしい事だらけ

嗚呼もういいよ うつつに用は無し
嗚呼もういいよ ここは夢の世界

私が神よ 妄想天国

ねぇ誰かここが何処だか教えて
ねぇ誰かここが何処だか教えて
私の部屋
三途の川
それとも夢の中

嗚呼もういいよ うつつに用は無し
嗚呼もういいよ ここは夢の世界
身体ごと 残酷なこの世から
逃避したいの 最後の楽園へ

破滅寸前 妄想天国

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夜更けの数え唄 – 犬神サアカス團

ひとつ山越えて深い川越えて見上げた空追いかけて黄泉へと続く獣道岩をかき分けて村をあとにして涙流して死んだ振り八股の蛇が飛び出した禍つ世間にゃ扉があるという開けた

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縄で足首縛られて高い枝から吊るされてついに世界は真っ逆さまになる上り坂は下り坂老人達は乳飲み子に時間までが逆にまわりだす引力は空を向き 人は浮き上がる身体中の血

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