焚吐

ティティループ – 焚吐

ティティループ ティティループ 教えておくれ
「僕だ」って叫んだって大丈夫かな

はじめましてとさようならとが 順番に心を満たすよ
昔々に枯れた涙が 枝分かれ未来へ流れていく
今の今まで肥え育ててきた 自分らしさが畔に上がり
褒め称えられた時には貶され それすらも血潮へ流れていく

魚が僕の中を泳いだ 「汚い河」と笑い泳いだ
既に僕は僕でない誰かに 支配された脳みそだったのか
もうこんな声がこんな言葉が 偽物だと疑いながらまだ

ティティループ ティティループ もがいているよ
誰かが泡立てた個性を消せないで
ティティループ ティティループ 教えておくれ
「僕だ」って叫んだって大丈夫かな

僕から君へ君から誰へ 順番に心を満たすの?
中間地点に何があったって 彼方には忘れ去られるんだろう
色とりどりのジェリービーンズを 少しずつ流れに投げ込めば
どこかで塞き止められるだろうか 人知れず溶け込んでしまうだろうか

魚が君の中を泳いだ 「汚い河」だと笑い泳いだ
それは君でない僕自身が 汚いという証明になるのか
もうこんな声がこんな言葉が 誰のものになってもいいからさ

生きている? 生かされている? それすら分からない
誰かが築き上げた歴史の端くれで
ティティループ ティティループ 答えておくれ
「僕だ」って叫んだって大丈夫かな

僕から君へ 君から誰へ 誰から君へ 君から僕へ
僕から君へ 君から誰へ 誰から君へ 君から僕へ
僕から君へ 君から誰へ 誰から君へ 君から僕へ
僕から君へ 君から誰へ 誰から君へ 君から僕へ

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