焚吐

だって全部僕だから – 焚吐

思い返せば賑やかな日々だった 世界を巻き込んで色々無茶をした
まだまだいけるかい? ならもう少しこの乱気流に
身を任せて 夢が潰える前 新章へ

お気に入りの曲聴いて また音楽が嫌いになる
今日もそんな矛盾ばっかの自分とご対面

一人は心地好くて 独りは耐えらんなくて
バラバラ もうガタガタ なのに惹かれた
得体の知れない憎めない そいつの名前が命
生涯僕らを振り回す張本人

ふと見渡せば僕だけじゃなかった 誰も彼もが胸に秘めてる
無力感や全能感 プルタブ引いた途端盛大に
噴き出してしまいそうなソーダ缶

大人だって幼くて 大人だって泣きたくて
分からない もう分からない 概ね問題はない
生まれる前から決まってた宿命みたいなもんさ
目一杯抱き締めていくよ

一人は心地好くて 独りは耐えらんなくて
バラバラ もうガタガタ なのに惹かれた
得体の知れない憎めない そいつの名前が命
生涯僕らを振り回す

生きたがって死に急いで 死にたがって命乞いして
さよなら いや、このまま もうちょっとこのまま
欠陥だらけのこの心 治す術はない
「じゃあ」ってマイクを構える

矛盾だって大歓迎 除け者にはしないぜ
不恰好なら不恰好なりの愛着
後ろ向きでも前向きでも 進歩に違いはないよ
目一杯抱き締めていこう だって全部僕だから 僕だから

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