瀬口侑希

雨に咲く花 – 瀬口侑希

およばぬことと あきらめました
だけど恋しい あの人よ
ままになるなら いま一度
ひと目だけでも 逢いたいの

別れた人を 思えばかなし
呼んでみたとて 遠い空
雨に打たれて 咲いている
花がわたしの 恋かしら

はかない夢に すぎないけれど
忘れられない あの人よ
窓に涙の セレナーデ
ひとり泣くのよ むせぶのよ

ひとり泣くのよ むせぶのよ

人気の新着歌詞

三春の桜 – 瀬口侑希

夢という名の 嘘があることあなたに出逢って 知りましたはかなく舞い散る 雪でさえあなたと見れば 花ふぶき雪に埋もれた 三春の桜千年前から 誰を待つ春になるまで 

ぬくもり酒 – 瀬口侑希

生きてゆくのが 下手なのはあなたが優しい ひとだからいいことばかりじゃ ないけれど欠けても満ちます 満月は明日が見えない 淋しい夜はこころ温める ぬくもり酒をつ

千年の恋歌 – 瀬口侑希

千年前から 好きでしたいのちを繋げて 逢いに来たそれが嘘だと 言うのなら真実なんて 何処にもないの京都伏見の 千本鳥居時空(とき)の狭間に 迷い込みますか二つに

紅の酒 – 瀬口侑希

今夜で最後と 言うのならどうか酔わせて くださいな惚れた男と のむ酒はあつい吐息が あつい吐息がはらはらはらと 舞い落ちて夢を染めます 紅の酒傷痕ひとつも 残せ

楽園 – 瀬口侑希

鍵をあければ そこはふたりになれる 楽園言葉にするのも もどかしく愛に おぼれた部屋その優しさがもう もう苦しいの求めても 求めても指は闇を つかむだけでいつか

磐越西線 – 瀬口侑希

会津平野が 窓に広がる北へ向って 列車は走るのあなたの 住んでいる 町を訪ねて みたくなり磐越西線に 乗ってひとりで 旅に出たあの人の町なら わたしにもふるさと

夫婦つくしんぼ – 瀬口侑希

あなたの夢が 私の夢です花を咲かせて ほしいから胸に木枯らし 吹くときも春が来るよと わらいますつくしんぼ つくしんぼあなたにあなたに 尽くしんぼお酒を飲めば 

不知火情歌 – 瀬口侑希

女のこころは 海に似て恋しさ憎さ 寄せ返す不知火は もえる不知火は胸の炎よ 誘い火よ逢いに 逢いに来なけりゃ 忘れるとあなた 呼びます 不知火情歌男のこころは 

夢灯籠 – 瀬口侑希

泣いてるような 風の音いいえわたしの 吐息ですもしもあなたが 望むなら観音様にも 夜叉にでも真冬の蝶にも なれるのに雪の灯籠 夢うつつ炎にとけぬ 雪のよう愛を守

命燃ゆ – 瀬口侑希

あなたの苦労は 何だったのと微笑む顔に 黙って訊(き)いたひだまり 縁側 かぼそい肩が小さく細く 震えてた叱られて 叱られて泣いた軒先 日が暮れて心細さに 振り

或る女のいる酒場 – 瀬口侑希

あんな男なんてさ とうに忘れたわよ強がりばかり呑む酒に むせて泣いている泣いている 泣いているそりゃひどい話さ ポイと捨てるなんてさ人の不幸は蜜の味 酒の肴だよ

花に降る雨 – 瀬口侑希

あなたが座ってた 白い椅子に知らずに今日も 話しかけている雨に悪気はない 花に罪はないまして命に 永遠はない花に降る雨よ 止まずにいてねあなたと私が寄り添うよう

北の慕情 – 瀬口侑希

北のさびれた 港宿遠く漁火 ゆれてるお酒並べて 泣いてます二度ともどらぬ 時間にあなたのやさしい 胸に抱かれ愛された熱い女のよろこびは夏の日の 恋の蜃気楼ひとり

恋の花 – 瀬口侑希

あなたの指に もてあそばれていちずに歌う ピアノのようにやさしくされるほど愛を女は 信じてしまう罪な花でも 花は花わたし、夜咲く 酔芙蓉哀しみ ホロリ ホロホロ

西帰浦の港 – 瀬口侑希

船がゆっくり 岬をまわる汽笛あとひく 西帰浦(ソギポ)の港こんなにあなたを すきなのにわたしひとりを おいてゆくトラワヨ トラワヨカッチ イッケ ヘジュセヨ頬に

八尾しぐれ – 瀬口侑希

心もからだも 闇に溶けふたりで踊った 坂の町越えてはいけない 恋でした八尾しぐれは 情けのしぐれ風に胡弓が すゝり泣く夢か現実(うつつ)か 雪洞(ぼんぼり)の灯

迷い舟 – 瀬口侑希

華やかで楽しげで 薄情なこの都会(まち)はもがくほど深くなる 底なしの海だった夢に流され… どんぶらこ恋に溺れて… どんぶらこ舵をなくした 迷い舟今じゃ帰れぬ 

津軽の春 – 瀬口侑希

雪は溶けても 花さえ咲かぬ津軽 中里 遠い春あなたの隣りで 御酌をしたい夫婦(めおと)だったら あたりまえ愛は命を 咲かす花じょんがら じょんがら 凍れるね津軽

霧にむせぶ夜 – 瀬口侑希

涙じゃないよと 言いたいけれどこらえても こらえてもまつ毛がぬれる君より切ない この俺(おれ)なのさだから笑顔が ほしいのにさよならが さよならが霧にむせぶ夜逢

雪舞い岬 – 瀬口侑希

紅葉終われば 冬便り空から雪虫 降りて来て熱く抱かれた 思い出も白い宗谷に 消えてゆくああ 恋を失くした 女がひとり心凍えて 汽車に乗る愛したことが 罪ですか…

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