湯音(東山奈央)
見渡せば – 湯音(東山奈央)
見わたせば 青やなぎ
花桜 こきまぜて
みやこには 道もせに
春の錦をぞ
佐保姫の 織りなして
降る雨に そめにける
見わたせば 山べには
尾上にも ふもとにも
うすき濃き もみじ葉の
秋の錦をぞ
竜田姫 織りかけて
つゆ霜に さらしける
見わたせば 青やなぎ
花桜 こきまぜて
みやこには 道もせに
春の錦をぞ
佐保姫の 織りなして
降る雨に そめにける
見わたせば 山べには
尾上にも ふもとにも
うすき濃き もみじ葉の
秋の錦をぞ
竜田姫 織りかけて
つゆ霜に さらしける
ああ まるで夢を見ているようなやわらかな光の中で目を閉じて 耳を澄ませれば聞こえてくる暖かく私を呼ぶ優しいその声が溢れる想いを伝えたいこの手から言葉じゃなくて
海よ 果ては どこどこへつづいてるの あの国へ波間うかぶ 小さい舟ゆらりゆらり 流されて海のむこう 知らぬ国白波つれて 消えてった海よ 果てに なに見える可愛い
咲いた桜花見て戻る吉野は桜竜田は紅葉唐崎の松常磐(ときわ)常磐(ときわ) 深緑
さあ始まりの合図が今 背中を押してくれる世界のどこかで 生まれた風がふわり ほら そっと頬をなでる何気ない昨日も 変わらない明日も今はとても大切に思うおはようと