夢をともしに きたこの街は
夢の住めない 街だった
螢 螢 ほうほう螢 どこ行った
誰がうたうか わらべ唄
羽根をうたれて 飲まされたのは
甘い水かよ にがい水
螢 螢 ほうほう螢 風の中
ゆくえ迷って どこへ飛ぶ
みんなうわべは 幸せそうで
しんはさみしい 奴ばかり
螢 螢 ほうほう螢 ネオン川
酒に涙を すてに来た
ふとんかぶれば 故郷が見える
見える故郷にゃ 帰れない
螢 螢 ほうほう螢 街の空
俺は飛びたい もう一度
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飲みすぎた わけではないが今夜の酒は ひとりがしみる夢は通せんぼ 女はかくれんぼ俺は今日まで道草ばかり飲むほどに 酔うほどに つれもどす思い出 クルクル 風車ひ
待たせるだけで あの日からいくつの季節が 流れたろ夜が寒いと 花冷えの肩があまえる めぐり逢い思えば長い 冬の日も色づきそだてた 夢ひとつ逢いたかったと すがり
あてもないのに 夕げの支度いつもおまえは ふたりぶん雪わり草の 好きなやつ日陰の恋に 耐えるやつ薄い情を うらんでおくれあれからふた冬 もうすぎた飾り窓さえ も
昨日あの街 こえてきた明日も他国の さだめやらああ北海峡 しぶきに吹かれつける煙草の つける煙草のにがっぽさながれ流れて こんな夜は故郷恋しさ ついつのるああ北
霧の波止場に 帰って来たが待っていたのは 悲しいうわさ波がさらった 港の夢をむせび泣くよに 岬のはずれ霧笛が俺を 呼んでいるさびた錨に からんで咲いた浜の夕顔
誰かがささえて やらなけりゃ倒れてしまう あの女俺は行くぜと 別れたけれどうしろ髪ひく 残り雨今日からひとりと つぶやいて怨みをこめた あの泪女ごころは 切ない
小さな花が 寒かろと雪をはらって いたおまえさざんかに はつ雪の降った朝……花にもやさしい おまえを見たらとても別れが 云えなかったよ焚火をしてた うしろからそ
何かあったら こわれそうなあぶないあぶない あの女小さくうなずき 大丈夫よと答えてゆがんだ 笑い顔朝やけの朝やけの 空は晴れてもひとりで行かせた 苦みがのこるい
洗いざらしの 矢がすりのどこにかくれた 酒場の匂いそれがほんとの おまえだね送るつもりが ころがりこんでさめてまぶしい 朝の部屋風呂屋がえりの たわむれにおれの
背中まるめて 飲む酒にホロリ あまえの名が落ちる風が冷たい こんな夜はあの日の ぬくもり想い出す別れても 離れても心ひかれる 人がいる別れても 離れても心泣かせ
生命に 終りがある恋にも 終りがくる秋には枯葉が 小枝と別れ夕べには太陽が 空と別れる誰も涙なんか 流しはしない泣かないで 泣かないで粋な別れを しようぜ生命に
泣きたくなったら 泣くだけ泣けばいい心のつっかえ棒 はずしてさ酔いたくなったら 酔うだけ酔えばいい涙をつかまえて 喧嘩して男の胸ん中に 夕陽が沈めばそろり そろ
この世に人は生まれ堕ちて あしたはひとり夜露に消えても心の中の想い出たどれば 哀しい別れがあるからせめてお前だけは きっと倖せ苦労なんか 背負わず 暮らせまつ毛
親がいながら 孤児(みなしご)にされて十年 東へ西へどこを塒(ねぐら)に かえようと所詮無情の あゝ 風ばかりあかの他人に もらわれてたった七日も がまんができ
いまでは指輪も まわるほどやせてやつれた おまえのうわさくちなしの花の 花のかおりが旅路のはてまで ついてくるくちなしの白い花おまえのような 花だったわがままい
この指泣いて かんだやつ今でもおれを 憎むやつそれでもじっと 陰ながらどこかでおれを 見てるやつ遠くになるほど 近くなるあいつ あいつ 忘れられないあいつ名もな
しあわせうすい 窓に灯りともし指折りかぞえ 待ってる女いつまでも しばりたくないおれはもう 帰らないだろ過ぎた季節は 返せないけどこれからの季節は おまえにやり
つぼみのままで 夢は枯れ寂しくすする 冷えた酒都落ちする 春の宵さらばとふりむく 街の灯に歌い残した 歌がある少女のままの けがれない写真を置いて 消えた娘よど
朝の別れが ない国へつれていってと おまえはすがる笹舟 さらさら おんな舟波にもまれて 傷つきながらどこへ流れる ネオン川春はいちめん 菜の花の故郷の話を きか
弱いからだに かさねた無理をかくしていたのか 濃いめの化粧いくども色を 変えながら枯れて淋しく 散ってゆく雨 雨 あじさいの雨に煙るおまえの 白い顔いつも変わら