渚ようこ

伊勢佐木町ブルース – 渚ようこ

あなた知ってる 港ヨコハマ
街の並木に 潮風吹けば
花散る夜(よる)を 惜(お)しむよに
伊勢佐木(いせざき)あたりに 灯(あかり)がともる
恋と情けの ドゥドゥビ ドゥビドゥビ
ドゥビドゥヴァー 灯(ひ)がともる

あたしはじめて 港ヨコハマ
雨がそぼ降り 汽笛が鳴れば
波止場の別れ 惜しむよに
伊勢佐木あたりに 灯がともる
夢をふりまく ドゥドゥビ ドゥビドゥビ
ドゥビドゥヴァー 灯がともる

あなた馴染(なじ)みの 港ヨコハマ
人にかくれて あの娘(こ)が泣いた
涙が花に なる時に
伊勢佐木あたりに 灯がともる
恋のムードの ドゥドゥビ ドゥビドゥビ
ドゥビドゥヴァー 灯がともる

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ビューティフル・ヨコハマ – 渚ようこ

ヨコハマ ヨコハマ 素敵な男がヨコハマ ヨコハマ いっぱいいるわ遊び上手な ミツオにサダオ話し上手な ジローにジョージ私の好きな あの人はひとりで海を 見ている

OTOME – 渚ようこ

名も知らぬ 可憐な乙女人気(ひとけ)なきを見定めさらさらのドレスを脱ぐ季節は夏 時刻(とき)は昼さがり眩しい光に 白砂(しらすな)が煌(きら)めき桃色の乙女の肌

世迷い言 – 渚ようこ

窓打つ木枯し みぞれがまじるデジタル時計がカタリと変るもしや あんたが帰って来たのかとベッドをおりたら出るくしゃみ変なくせだよ男にふられたその後はなぜだかきまっ

哀愁のロカビリアン – 渚ようこ

受けた花束に 顔を埋めて去ったあのひとを 思い出してる喝采の中 さびしさが募(つの)り晴れやかな舞台も墓場に思えて来るアアア 哀愁のロカビリアン地味に暮らしたい

二日酔い – 渚ようこ

また昨夜もどこかで破目をはずしまた何やらよけいなことをしたと窓からさす白い朝日にもう酒などやめたと誓ってるいつでもこうさ 酔いからさめてくよくよ思う それがとて

シャム猫を抱いて – 渚ようこ

ラー ラララ ラーララーラ ラララー ラララーラー ラララ ラーララーラ ラララー ラララー薔薇色の夜は シャム猫を抱きしめて 一人待つのねラー ラララ ラーラ

ニュー・トーキョー – 渚ようこ

地底のチューブ吹き抜ける 過去へと駆け抜ける切なさは速度をあげて 追い越して行く目眩 不安 焦り 祈り追憶のエスカレーター漏れる日射し 放熱の午後 汗は氷のよう

アダムとイヴ – 渚ようこ

愛しているとき言葉はもうどうでもいい信じていいのは熱いときの奔れだけすべてを忘れて甘い夜に溶けていいどこまでゆくのかそんなことはどうでもいい愛の小舟によこたわり

どうせ天国へ行ったって – 渚ようこ

どうせ天国なんて誰もいないから イヤよひどいところであろがそこの方がいいすねて暮らした奴やだまし名人もいるわ時に色事師まで待っていてくれる懸命に生きたなら それ

この胸のときめきを – 渚ようこ

夜毎(よごと) ふたりは ここに いるけどあなたの目には 涙があるきっと あなたは 言いたいのでしょうこんなことなら 別れようとあなたなしに 生きて行けない一人

サイケでいこう – 渚ようこ

サイケデリックでいきましょうあなたとわたし 手をつなぎ虹のかなたの 向こうまでかけてゆきたいなサイケデリックでいきましょう真赤な夕日が沈んだら黒い蝶々を追いかけ

ブーガルー・ベイビー – 渚ようこ

ブーガルー・ベイビー ブーガルー・ベイビーあなたとは 踊れないワあなたのステップ いかさないわブーガルー・ベイビー ブーガルー・ベイビーひとりぼっちで 踊れるの

愛の逃亡者 – 渚ようこ

ざわめく淡い風が わたしを追いたててくあなたの 前から 断りもなく消えていくさよなら言う間もなく 微笑む隙与えずこの先 めぐり逢う 期待させないままに陰気な子供

ゲバゲバ子守唄 – 渚ようこ

浮き世 離れて ジュク暮らし何の因果か やくざ者旅の重さを 知らずにいたが流れ流れの あほう鳥今日も聞こえる 観音経が俺の心に また染みるオイトコ オイトコ オ

ふるえて眠る子守唄 – 渚ようこ

女が風邪ひきゃヨー男の夢を見る一から三まで順ぐりに気のいい笑顔を見せに来る留守番電話にヨーあばよのメッセージ言葉も知らない奴のため風邪までひいてと 腹が立つ都会

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