清水由貴子

  • 私は泣かない – 清水由貴子

    音もなく降りつづく雪やさしくそして悲しいあなたは何をしているだろうこの胸の痛みがわかりますか誓いあったあの木が今日は見えないけれど二人の真心 この愛だけはもう離さない私は泣かない愛する事は生きる事なの あの唄を一人で歌うつらい日そして長い日あなたの事を思いつづけるこの熱い祈りが届きますか どんな弱いものにも一途な命があるの二人の真心 この愛だけはもう離さない私は泣かない愛する事は生きる事なの どん…

  • 夕暮の風景 – 清水由貴子

    二人でいても淋しいね待ちくたびれた電話であなたはぽつんとつぶやいた窓から見えてる坂道がくり返し響くさよならにゆれて見えなくなりました 夕暮れ帰り道うつむきがちに窓の遠く急いでる人達もまるで二人の愛のように夕陽に追われて 消えて行きます 大人になるのは悲しいね去年のあなたの言葉を突然思い出しましたあの時もっと尋ねたら冬のせいにしてたけどきっと違っていたのでしょう 淋しい季節も過ぎてくようにこんなふう…

  • レイニー・アフタヌーン – 清水由貴子

    久しぶりね あなたと会うのもう二年ぶりかしら髪の形も 少し変わって急に大人びたみたい あんなに悩んだあの日の別れもいつか遠くなりこうして世間話できるなんて私 変わったのかしら Um…… Rainy Afternoon言葉と言葉の間をUm…… Rainy Afternoon天使が通り過ぎる 大人になることとひきかえに何か なくしてゆくの悲しい事ではないけれど何故か 胸が痛くなる 話しているうち ふと…

  • 口紅草紙 – 清水由貴子

    口紅さすのは何故でしょう悲しいしぐさに思えます心にかげりを知った日に泣き泣き唇ぬりました十五の娘が帯を変え十六娘が髪を変え十七娘が眉を変え十八おんなが紅をぬる きれいになるのは何故でしょう悲しい気持に思えますあなたの心を読めなくてお芝居つづけているのです十五の娘が帯を変え十六娘が髪を変え十七娘が眉を変え十八おんなが紅をぬる 人気の新着歌詞 お元気ですか – 清水由貴子 お元気ですか 幸…

  • あじさい村から – 清水由貴子

    ひと雨降ればあじさいの花がいろあざやかに咲くでしょう 咲くでしょう 指折り数え 待っていた季節(とき)がもうかけ足で来るでしょう 来るでしょう ねえ急いで 帰って来てね寄り道しないでねお土産はあのブティックの何か安いものでいい あじさい村から 愛するあなたへまごころをそえましたあゝ あなたに逢いたいあゝ あなたに逢いたい まだにがい顔しながらも街でくらすつもりでいますか いますか いえ悪口のつもり…

  • 自画像 – 清水由貴子

    冬の色が窓から消えて春の色に染まっていますみんな想いコートを脱いで街の中へ出て行きましたさて 私はどうかといいますと小さなストーブ横に置き自分の顔を描いています何やらそんな気分です はしゃぎたいと思っていてもなぜか急に出来ないのですきっとそれは心に出来た恋の傷がとめるのでしょうさて どうするつもりといいますと鏡をにらんでほほえんで自分の顔を描いています何やらそんな気分です 自分の顔を描いています何…

  • それまでのさよなら – 清水由貴子

    あたたかい思い出が“泣くな”と言うしやさしい寂しさが“お泣き”とささやく胸いっぱいに 涙たちが鬼ごっこあなたに会えてよかった…… さよなら さよならお祭りは 終ったんです見送る私は 原っぱに落として忘れた 風車いつかあなたは ここへ来て見つけて拾ってくれますね それまでの さみしさそれまでの さよならそれまでの さみしさそれまでの さよなら さよなら さよなら星空が 下りて来ました見知らぬ街まで …

  • 歌を重ねて – 清水由貴子

    ノートに書き記したあなたの最期の優しさに浸りながら振り向けば ひょっこりあなたが「おどかしただけだよ」って笑ってくれそうで 今夜も一人で窓に腰掛け涙で消えそうな あの星に向かい歌を重ねて 歌を重ねてあなたの悲しみに届くまで 今夜も彼岸花が咲きましたあなたの眠る丘を色どるみたいに想い出と暮らすだけの徒然に私は季節の風になる それでも私にできる事がある遠い星からの手紙の返事に歌を重ねて 歌を重ねてあな…

  • 野菊の墓 – 清水由貴子

    野菊の墓をたずねればさやさや風の音ばかり昔を教える人もなく流れに沈む渡し舟私はひとり 花を摘み心を重ねるものがたり悲しいでしょうね つらいでしょう私も死んだら花になる 野菊の道をさまよえばとんぼの影が先を行く別れを惜しんだ渡し場も今では忍ぶものもないくちづけだけの初恋に私はポロリと涙する悲しいでしょうね つらいでしょう私も死んだら花になる私も死んだら花になる 人気の新着歌詞 お元気ですか R…

  • 不幸な秋 – 清水由貴子

    ガラスで指先を傷つけてしまった何かしら不安な予感親しいあのひとがこの世を去ったのはわたしがおろおろしていた頃だわ誰もが楽しくしてるのに悲しい便りがとどけられ夏は……突然 不幸な季節に変った 私はハーモニカさびしく吹いている台風が来そうな日暮れ大事なお話を残しておきながらどうしてあのひと死んだりしたのかはげしくちぎれる夏の雲木の葉が枯れ葉に変りそう夏は……突然 不幸な季節に変った 人気の新着歌詞 お…

Back to top button