清水博正

  • 越後獅子の唄 – 清水博正

    笛にうかれて 逆立ちすれば山が見えます ふるさとのわたしゃ孤児 街道ぐらしながれながれの 越後獅子 今日も今日とて 親方さんに芸がまずいと 叱られて撥でぶたれて 空見あげれば泣いているよな 昼の月 打つや太鼓の 音さえ悲し雁が啼く啼く 城下町暮れて恋しい 宿屋の灯遠く眺めて ひと踊り ところ変われど 変らぬものは人の情の 袖時雨ぬれて涙で おさらばさらば花に消えゆく 旅の獅子 人気の新着歌詞 おさ…

  • 帰りたいなァ – 清水博正

    山が時雨(しぐ)れりゃ 里は暮れかけすも親子で 巣に戻るおやじは囲炉裏端(いろり)で 飲んでるだろかあの日の小言が 身に沁みる背のびしたって 遠い空 夢を切符に 汽車に乗りあれから三年 もう過ぎた生活(くらし)のつらさは 慣れてるけれどふるさと想えば 泣けてくる帰りたいけど 帰れない 今日も小さな 背をまるめ菜っ葉をきざんで 夕仕度おふくろ身体(からだ)を 無理してないか働きとおして 来た一生雲の…

  • ありがとうを言いたくて – 清水博正

    笑顔と一緒に 人はいつか大事なことばを 置きざりにして大人になって ゆくみたい「ありがとう」父さん「ありがとう」母さんほんとに ほんとに「ありがとう」 山あり谷あり 人はみんな手を取り合って いたわりあってこの世の道を 越えてゆく「ありがとう」友だち「ありがとう」ふるさとほんとに ほんとに「ありがとう」 こどもの頃には 人は誰も感謝の心を ことばにこめて素直に言えた ことなのに「ありがとう」先生「…

  • 達者でナ – 清水博正

    わらにまみれてヨー 育てた栗毛(くりげ)きょうは買われてヨー 町へ行くアーアーオーラ オーラ 達者でナアーアーオーラ オーラ かぜひくなあゝかぜひくな離す手綱(たずな)が ふるえふるえるぜ 俺が泣くときゃヨー おまえも泣いてともに走ったヨー 丘の道アーアーオーラ オーラ 達者でナアーアーオーラ オーラ 忘れるなあゝ忘れるな月の河原(かわら)を 思い思い出を 町のお人はヨー よい人だろが変わる暮らし…

  • おんな船頭唄 – 清水博正

    嬉しがらせて 泣かせて消えた憎いあの夜の 旅の風思い出すさえ ざんざら真菰(まこも)鳴るなうつろな この胸に 所詮かなわぬ 縁の恋がなぜにこうまで 身を責める呼んでみたとて 遥かなあかり濡れた水棹(みざお)が 手に重い 利根で生まれて 十三、七つ月よわたしも 同じ年かわいそうなは みなし子同士きょうもおまえと つなぐ舟 人気の新着歌詞 おさげと花と地蔵さんと – 清水博正 指をまるめて…

  • 芸道一代 – 清水博正

    いのち一筋 芸一筋で勝つか負けるか やるだけやるさ女黒髪 きりりとかんで仰ぐおぼろの 仰ぐおぼろの月の色 月の色 女一人で 生きぬくからはふまれけられは 覚悟の前よ姿見せずに 泣くほととぎす女心を 女心を誰が知ろ 誰が知ろ 小粒ながらも ひばりの鳥は泣いて元気で 青空のぼる麦の畑の 小さな巣にはわたし見ている わたし見ている母がある 母がある 人気の新着歌詞 おさげと花と地蔵さんと –…

  • 長崎の女 – 清水博正

    恋の涙か 蘇鉄の花が風にこぼれる 石畳噂にすがり ただひとり尋ねあぐんだ 港町ああ 長崎の 長崎の女(ひと) 海を見下ろす 外人墓地で君と別れた 霧の夜サファイヤ色の まなざしが燃える心に まだ残るああ 長崎の 長崎の女 夢をまさぐる オランダ坂にしのび泣くよな 夜が来る忘れることが しあわせと遠くささやく 鐘の音ああ 長崎の 長崎の女 人気の新着歌詞 おさげと花と地蔵さんと – 清水…

  • 北国の春 – 清水博正

    白樺 青空 南風こぶし咲くあの丘北国の ああ 北国の春季節が都会では わからないだろと届いたおふくろの 小さな包みあの故郷(ふるさと)へ 帰ろかな 帰ろかな 雪どけ せせらぎ 丸木橋からまつの芽がふく北国の ああ 北国の春好きだとおたがいに いいだせないまま別れてもう五年 あの娘はどうしてるあの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな やまぶき 朝霧 水車小屋わらべ唄きこえる北国の ああ 北国の春あにきもおやじ…

  • 名月赤城山 – 清水博正

    男ごころに 男が惚れて意気がとけ合う 赤城山澄んだ夜空の まんまる月に浮世横笛 誰が吹く 意地の筋金 度胸のよさもいつか落目の 三度笠言われまいぞえ やくざの果てとさとるわらじに 散る落葉 渡る雁がね 乱れてないて明日はいずこの ねぐらやら心しみじみ 吹く横笛にまたも騒ぐか 夜半の風 人気の新着歌詞 おさげと花と地蔵さんと – 清水博正 指をまるめて のぞいたら黙ってみんな 泣いていた…

  • 矢切の渡し – 清水博正

    「つれて逃げてよ……」「ついておいでよ……」夕ぐれの雨が降る 矢切りの渡し親のこころに そむいてまでも恋に生きたい 二人です 「見すてないでね……」「捨てはしないよ……」北風が泣いて吹く 矢切りの渡し噂かなしい 柴又すてて舟にまかせる さだめです 「どこへ行くのよ……」「知らぬ土地だよ……」揺れながら艪が咽ぶ 矢切りの渡し息を殺して 身を寄せながら明日へ漕ぎだす 別れです 人気の新着歌詞 おさげと…

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