母の背中の ゆりかごは遠いあの日の 置きみやげまぶた閉じれば みえてくるあなたの優しい 横顔が歩いた道の ほとりから春の心は 花にあり川の心は 水にある耳をすませば すぐそばであなたのつぶやく 声がする口ぐせだった その言葉そっとみつめる まなざしで愛を教えて くれた人生きる勇気と 厳しさを心に刻んで くれた人あなたは私の 道しるべ