浜圭介

おんな道 – 浜圭介

生まれた時から みなし子で
親の顔さえ わからずに
夜に生まれて 夜に育った 女の姿
嫌なお客に せがまれて
男の枕に されながら
つくる笑顔も 生きるため

顔もわからぬ 親ならば
いっそ生まずに いてくれりゃ
夜に生まれて 夜に育った 女じゃないさ
強く生きても 逆もどり
だれが私を こうさせた
飲めぬお酒も 心のささえ

いっそこのまま 地の底で
そっと静かに ねむりたい
夜に生まれて 夜につかれた 女の姿
夢に見ました 幸せを
夢がさめれば むなしさが
強く生きよう 女の道を
強く生きよう 女の道を

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昭和最後の秋のこと – 浜圭介

貧しさもつらくない 四畳半にも夢がある嘘をつかない約束で 肌を寄せあう二人なら死にましょうか 生きましょうか生きましょう 生きましょう互いに巡り会えただけ この

野球~キャッチボール~ – 浜圭介

約束もない日曜日少し汚れたガラス窓から少年達のキャッチボールをぼんやりみつめてる強すぎれば つかめない弱すぎれば 届かないまるで 人生そのもの父さん 私が男だっ

ママ – 浜圭介

ベッドに横たわり ちらちらとネオン揺れてもういくつかと 数えるたび 体が寒いふるさとは 山の向こうふるさとは 海の向こうぬくもりを さがす指をこの街は 突き放す

そして神戸 – 浜圭介

神戸 泣いてどうなるのか捨てられた我身がみじめになるだけ神戸 船の灯(あかり)うつす濁り水の中に靴を投げ落とすそして ひとつが 終わりそして ひとつが 生まれ夢

雨 – 浜圭介

雨にぬれながら たたずむ人がいる傘の花が咲く 土曜の昼下がり約束した時間だけが 体をすりぬける道行く人は誰一人も 見向きもしない恋はいつの日も 捧げるものだから

慕麗路 – 浜圭介

カモメが一羽 群れにはぐれて今のわたしによく似てるおぼろ月夜か 滲んで見えるすがりつきたい心の共に涙が涙がこぼれて止まらないah 意気地なし海をねじるうずまく風

殺したい男 – 浜圭介

この女とおまえを比べるのはおかしい食事後のリキュール 遊びじゃないか…こんな晩くに 電話鳴らして誰がベッドにいても野暮など言うなよ…よがる声のすごさも痛すぎるし

愛が壊れて – 浜圭介

愛が壊れて いまもなお あなたのこと恨めば罪のない 想い出も 汚してしまうから悲しいけれど 少しだけ 短い夢見てたと倖せに また貸しを ひとつふやして哀しみよ

誘蛾灯 – 浜圭介

犬の鎖に引きずられ 川辺を歩けば柿の実色の夕空に 警笛(ふえ)鳴らす二輌の電車母の夕餉(げ)も 手が欲しい頃そろそろ小太郎 帰ろうか春は片栗の花 精霊流しに夏は

心凍らせて – 浜圭介

あなたの愛だけは 今度の愛だけは他の男(ひと)とはちがうと 思っていたけど抱かれるその度に 背中が悲しくていつか切り出す 別れの言葉が恐くて心 凍らせて 愛を凍

あなたのホクロ – 浜圭介

あなたの大きな背中にはちいさなホクロがありました私の涙を知っている淋しいホクロがありましたグラスのお酒をのみほして人差し指で眼をおさえたら想い出映画の幕が開(あ

街の灯り – 浜圭介

そばに誰かいないと沈みそうなこの胸まるで潮がひいたあとの暗い海のようにふれる肩のぬくもり感じながら話をもっともっと出来るならば今はそれでいいさ息でくもる窓に書い

終着駅 – 浜圭介

落葉の舞い散る停車場は悲しい女の吹きだまりだから今日もひとり明日(あす)もひとり涙を捨てにくる真冬に裸足は冷たかろう大きな荷物は重たかろうなのに今日もひとり明日

石狩挽歌 – 浜圭介

海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると赤い筒袖(つっぽ)の ヤン衆がさわぐ雪に埋もれた 番屋(ばんや)の隅でわたしゃ夜通し 飯(めし)を炊くあれから ニシンはど

舟唄 – 浜圭介

お酒はぬるめの 燗(かん)がいい肴(さかな)はあぶった イカでいい女は無口な ひとがいい灯りはぼんやり 灯(とも)りゃいいしみじみ飲めば しみじみと想い出だけが

憧れて – 浜圭介

憧れて 憧れて憧れ続けた 先輩が長い髪した 綺麗な女性(ひと)と指からめてた 黄昏の街見ないふりして 隠れたけれど落ちる涙は 隠せない苦しいよ 切ないよ神様 助

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