浜博也

ドルチェ・ヴィータ – 浜博也

泣いているんだね おまえの肩がふるえてる
気づかないふりをして
部屋に背中を、背中を向けた
窓に広がる空 紺碧の海
輝くほどに 心は暮れ惑う

ドルチェ・ヴィータ ドルチェ・ヴィータ
愛という 砂の城
ドルチェ・ヴィータ ドルチェ・ヴィータ
口ずさむメロディー

少し飲むがいい 葡萄(ぶどう)の酒を飲み干して
戯(はしゃ)ぎすぎ 疲れ果て
そして眠りに、眠りにつこう
午後の昼寝(シェスタ)は今 時間さえ止め
少女のような おまえを見つめてる

ドルチェ・ヴィータ ドルチェ・ヴィータ
溶けてゆく 砂糖菓子
ドルチェ・ヴィータ ドルチェ・ヴィータ
口ずさむメロディー

夢のあと味だけ うたかたの街
飛び去る鳩が 夕日に燃えてゆく

ドルチェ・ヴィータ ドルチェ・ヴィータ
愛という 砂の城
ドルチェ・ヴィータ ドルチェ・ヴィータ
口ずさむメロディー

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男の浪漫 – 浜博也

(セリフ)世の中どんなに変わっても変わってはならないものが心でございます踏まれても 蹴られてもその心だけはまげないで生きとうございます咲くもあざやか桜の花よまし

泣きむし蛍 – 浜博也

赤いネオンの 水たまりはぐれ蛍が 目を覚ますきっと嘘つき あの男(ひと)も命燃やして 何になる夜にさすらう 女たちみんな何故だか 似ていますひとりふたりと 肩よ

情け雨 – 浜博也

後は追わない 約束の小指からめる ひと夜宿一途な目をした この女(ひと)に淡(あわ)い倖せ 何故やれぬばかな男を 責めるよに肩に冷たい 情け雨闇のむこうで 紫陽

和む酒 – 浜博也

笹雪模様の ぐい呑みがおまえの小さな 手に似合うつよくなったね 昔よりほんのり淡く ほほ染める飲めばしんしん 夜は更けて今夜はおまえと 雪見酒肴は手作り 皿小鉢

こがれ泣き – 浜博也

貴方が好きだと 叫んでも心をひきさく 船が出る海峡ひとつを 飛べない蝶が紅いネオンに 身をやいてこがれ泣く こがれ泣く 函館の夜女の未練に 降る雨がいつしかみぞ

夢で逢えれば – 浜博也

夢で逢えれば 良かったものを何が二人を 引き寄せた…帰りの切符も 買わないで幸せ捨て去る 真似をするもう…お帰りよ 心が軋(きし)むみぞれがもうすぐ 雪になるも

別離れ涙の雨が降る – 浜博也

幸せすぎたの あなたの胸は見てはいけない 夢を見た夜雨(よさめ)に濡れる 心も濡れる抱きしめて もう一度 もう一度別離(わか)れ涙の あぁ ゝ 雨が降るあなたを

おまえがいたから – 浜博也

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北の哀歌 – 浜博也

身の丈ちかく 雪が降る故郷(ふるさと)は 線路(みち)の果て九年(くねん)数えた都会(まち)の暮らしに別れを告げるベルが鳴る後ろ髪引く思い出ならば胸のすき間に埋

北国のひと – 浜博也

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恋めぐり – 浜博也

リラの花びら こぼれる街は小さな恋の 思い出ばかりうすむらさきの カクテルでほほをほんのり 染めていた名前はサキコ 花咲く 咲子噂じゃお嫁に 行ったとか若かった

おまえに逢いたい – 浜博也

北の港町 あの頃二人は波にたわむれる 鴎によく似てた遠く離れた この都会(まち)に白く乾いた この都会におまえはいると 風が伝えた海もないのに海鳴りが俺の背中で

北信濃 – 浜博也

冬と春とが せめぎあうおぼろ月夜の 北信濃あなた あなたの優しさが女ひとりを だめにする肌の熱さに 帯解(と)く夜は夢も溶けます 隠れ宿今宵かぎりの 逢瀬なら命

港に向いた窓 – 浜博也

ため息まじりの 霧が流れて女は今夜も ほおづえついた煉瓦(レンガ)通りの 向こうがわ港灯りが ぼんやりにじむぽとりと 女は 涙をこぼす淋しいんだろ 淋しいんだろ

おまえの子守歌 – 浜博也

季節にはぐれた 木枯らしを背中で聞いてた 夜の巷(まち)あれはおまえの しのび泣きごめんよ 男は 身勝手で逢いたいんだよ もう一度忘れられない… 逢いたいよぬく

別れても…神戸 – 浜博也

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おまえがすべてさ – 浜博也

永く待たせたね たくさん泣かせた夜空の星よりも 涙こぼしたろうか細い腕に余るほど 哀しみ抱えたおまえが愛しい重い荷物は 昨日へ捨てて二人の明日へ旅支度離さない 

越佐海峡 – 浜博也

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面影グラス – 浜博也

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似た者どうし – 浜博也

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